【天使にラブ・ソングを…2】デロリス、教師になる
【作品情報】
原題:SISTER ACT 2: BACK IN THE HABIT
ジャンル:コメディ
監督:ビル・デューク
製作総指揮:ローレンス・マーク/マリオ・イスコヴィッチ
脚本:ジェームズ・オア
音楽:マイルズ・グッドマン
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:107分
製作年度:1993年
【あらすじ】
前作の監督エミール・アルドリーノのエイズ死で、本作のメガホンは刑事アクションの佳作「ディープ・カバー」を放った役者出身のB・デュークが取ることになった。気鋭の黒人監督の手で、ウーピー主演のこのミュージカル・コメディがよりリズミカルに変わるのを期待したが、なにせ今やベガスで売れっ子スターというデロリスの紹介シーンからモタモタして気を揉ませる。おまけに今回の彼女は、潰れかかった教区の高校を、生徒指導の面から立て直すというエラそうな使命があって、こりゃダメかなーと思いきや、デロリスのコーラス指導をラップでいなす生徒たちが生き生きと個性的。そこいらで救われる他、構成のうまさもあって、ゴスペル・コンクールのくだりもつい身を乗り出す程の出来具合。J・コバーンは学校経営を放棄したがる理事長に扮し、憎まれ役を引き受けている。エンド・クレジットも気が利いているので、あわてて席を立たれないよう。(allcinema ONLINEより)
【感想】
名作「天使にラブ・ソングを…」の2作目。
実は1作目よりも2作目を先に鑑賞したから、どっちも好きだけど実は2作目の方が好き。
ショウガールとして成功を収め始めたデロリスの元に友人のシスターたちがやってきて、ある高校の音楽教師としてもう一度シスターになってくれと頼みに来る。
この高校の生徒がかなりやんちゃ。
教科書は丸めて天井に張り付けてるし、まともに授業ができな状態。
そんな状態を音楽で徐々に変えて行くデロリス。
今回も歌がどれもかっこいいしいい曲ばかり。
一番好きなのが「オーハッピーデイ」。
ウェスリー・グレン・"アマール"・ジェームズのソロはめちゃくちゃ鳥肌が立った。
ボーイソプラノですごく綺麗な声で、いつ聴いても笑顔になれる曲だと思う。
最後のコンクールで歌うところもかっこよくて大好き。
他の学校はみんなユニフォームを着て発表しているのに、聖フランシス高校はデロリスの指示で私服で歌うことに。
この私服で歌うのも歌に合っていて感動した。
「天使にラブソングを」は1作目も2作目もなんども聞き返したくなる曲だいっぱいで何度見ても飽きない最高の映画だと思う。