映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【ローズマリーの赤ちゃん】悪魔崇拝系ホラー

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ローズマリーの赤ちゃん

【作品情報】

原題:ROSEMARY'S BABY/LE BEBE DE ROSEMARY

ジャンル:ホラー

監督:ロマン・ポランスキー

原作:アイラ・レヴィン

脚本:ロマン・ポランスキー

音楽:クリストファー・コメダ

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:137分

製作年度:1968年

 

【あらすじ】

巨匠ロマン・ポランスキー悪魔崇拝者たちに狙われたある主婦の恐怖を描いたオカルト・サイコ・ホラー。マンハッタンの古いアパートに、若い夫婦者が越してきた。やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の奇妙な心遣いに感謝しながらも、妊娠期特有の情緒不安定に陥っていく。彼女は、アパートで何か不気味なことが進行している、という幻想にとり憑かれていた……。(allcinema ONLINEより)

 

【感想】

怖いシーンや驚くシーンは全くと言っていいほど出てこなかったけど、かなり面白い。

全然怖いシーンがないのに終盤にかけてはすごい手に汗握る展開だった。

それに極限まで追い詰められてしまったローズマリーがかなりリアルだった。

あの四面楚歌の状態のローズマリーが可哀そうで…。

お腹のあたりの激痛が続いているのに、医者は何もしてくれないし他の病院で診てもらいたいといっても夫は反対して何も解決してくれないし、結婚した今だからこそローズマリーの辛さが身にしみた。

アパートに引っ越してきたのが間違いだったけど、一番の間違いはあの夫と一緒になった事だと思う。

隣に住んでいる老夫婦にそそのかされたとはいえ俳優業の成功と引き換えに自分の妻を悪魔に差し出す神経が分からない。

見ていてあの夫が一番ムカついた。

しかも、悪魔に妻を差し出して悪魔と妻が子作りしているところを見るとかね。

正気の沙汰じゃない。

悪魔との子どもを妊娠して、臨月にって自分の子どもが悪魔崇拝の儀式に使われると確信したローズマリーは逃げるんだけどあっけなく捕まり、さらに陣痛促進剤っぽい薬を注射されて無理やり出産させられてしまう。

このあたりのシーンが本当に胸糞悪かった。

子どもは死産だったと言われるけど、手伝いの女性がローズマリーが搾った母乳を持ちかえったり、赤ん坊の泣き声が隣の部屋から聞こえたりと、出産後のごまかし方が甘い。

2時間弱と結構長くて、中盤まではあんまり派手な演出とかはないんだけどラストまであっという間だった。

怖いシーンもないからホラーが見られない人もこれなら見られると思う。

ただ、夫や医者から逃げて家に逃げ込んだローズマリーの背後からアパートの住人たちが迫ってくるシーンは若干びっくりしたけど。

怖いシーンはないけどローズマリーに感情移入して見ると背筋が寒くなるような映画だった。