【ミレニアム2 火と戯れる女】指名手配されるリスベット
【作品情報】
原題:Flickan som lekte med elden/THE GIRL WHO PLAYED WITH FIRE
ジャンル:サスペンス
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
脚本:ヨナス・フリュクベリ
音楽:ヤコブ・グロート
上映時間:130分
製作年度:2009年
【あらすじ】
少女失踪(しっそう)事件解決から1年後、社会派雑誌「ミレニアム」で少女売春組織に迫った特集の準備を進めていた担当ジャーナリストが殺害される。現場にリスベット(ノオミ・ラパス)の指紋のついた銃が残されていたことから、彼女は容疑者として指名手配されてしまう。リスベットの無実を信じるミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、独自に調査を進めていくが……。(シネマトゥデイより)
【感想】
前作から約1年後の話で、前作はミカエルが主人公って感じだったけど、今作はリスベットが主人公。
今回もミカエルとリスベットのコンビが一緒になって事件を解決していくのかなと思ってたけど、ほとんど二人が接触することなく話が進んでいってちょっと残念。
でもストーリーはめちゃくちゃ面白かった。
二人は直接会うことはほとんどないけど、リスベットが殺人の容疑者として手配されてもミカエルは無実だと信じたり、前作同様リスベットがミカエルのパソコンにハッキングして「友達でいてくれてありがとう」というメッセージを残したり、ミカエルがリスベットの家へ行き中に入るための暗証番号が分からなくて困っている時にリスベットが遠隔操作で家の鍵を開けたりとお互いを信頼しているシーンが盛り沢山。
売春に関わった人物を調べていくうちに殺人事件が起こり、その犯人としてリスベットが容疑者として指名手配される結構重くて暗い内容だった。
事件にはリスベットの過去が関わってくるから少ずつリスベットの過去が分かるのも面白かったな。
前作から1年経ってるからリスベットは少し髪の毛が伸びておりちょっと女性っぽくなってたな。
男前な性格は相変わらずだったけど、前作のようなかっこよさは半減してた。
前作は完結してたけど、2作目は次作に繋がっている終わり方してたからすぐに3作目を観てみよう。
2作目の黒幕がどうなったかもよくわからないし、リスベットが救出されるとこで映画が終わったから3作目がめちゃくちゃ気になる。