【ザ・ライト -エクソシストの真実-】実話を基にした神学生の成長物語
【作品情報】
原題:THE RITE
ジャンル:サスペンス
監督:ミカエル・ハフストローム
原作:マット・バグリオ
脚本:マイケル・ペトローニ
音楽:アレックス・ヘッフェス
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:114分
製作年度:2011年
【あらすじ】
アメリカ人神学生マイケル(コリン・オドナヒュー)は、恩師の勧めでバチカンのエクソシスト養成講座を受け始める。やがて彼は、異端だが一流のエクソシストと称されるルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の悪魔ばらいを手伝うことに。ある少女の儀式に立ち会うも悪魔の存在を疑うマイケルだったが、そんな思いを完全に打ち砕くような出来事の数々に遭遇する。(シネマトゥデイより)
【感想】
神父になることに抵抗があり、神学校をやめようと悩んでいる神学生のマイケル。
そんなマイケルの才能に気がついた神学校の教師はエクソシストの講義を受けるようにローマへ行くよう進め、そこで一流のエクソシストであるルーカス神父と出会うことになる。
最初はマイケルが悪魔を信じないって言う気持ちわかるなぁって思いながら観ていたけど、最後のほうになると悪魔って本当にいるのかって信じる気持ちになった。
ルーカス神父が担当していた妊娠している16歳の少女。
最初はマイケルと同じで父親に乱暴されて精神を病んでしまったため悪魔に取り付かれたと勘違いしてしまっているのかと思ってた。
でも、口から釘を吐き出したのはちょっとびびった。
見終わって驚いたのがこの映画が事実に基づいて製作されたということ。
ルーカス神父もマイケル神父も実在している人物らしく、エクソシストをしてて何人もの人物を助けているという。
ぶっちゃけ、ホラー映画とか良く観るけど悪魔祓いとかあんまり信じていなかったんでこの映画を観てちょっと信じる気になったかもしれない。
エクソシストの実態を知ることができるだけじゃなくて家から離れたくて神学校に進学したマイケルが神父を目指すようになるまでの葛藤もあり見ごたえあった。
悪魔に取り付かれたルーカス神父は結構怖かったけど、ホラー映画ではなくてサスペンス映画なのでホラーが嫌いな人でも十分楽しめると思う。