【サイレントヒル:リバレーション3D】サイレントヒル完結編
【作品情報】
原題:SILENT HILL: REVELATION 3D
ジャンル:ホラー
監督:マイケル・J・バセット
製作総指揮:ヴィクター・ハディダ
脚本:マイケル・J・バセット
製作国:フランス/カナダ/アメリカ合衆国
上映時間:95分
製作年度:2012年
【あらすじ】
18歳の誕生日を間近に控えたヘザー(アデレイド・クレメンス)には幼少時の記憶がなく、父親(ショーン・ビーン)と共にほうぼうを渡り歩く生活を送っている。彼女は毎晩サイレントヒルという見知らぬ街で、恐ろしいモンスターたちに追われる悪夢にうなされていた。そんなある日、突然父親が自分の前からいなくなってしまい、やむを得ずヘザーはサイレントヒルを目指す。(シネマトゥデイより)
【感想】
何年か前に「サイレントヒル:リベレーション」を見て内容があまり理解できてなくてつまらないじゃんとか勝手に思ってたんだけど、前作を観て改めてこの映画を観ると十分面白かったと言うか分からなかった部分とか理解できてスッキリした。
やっぱり続きものはちゃんと順序を守って観なきゃダメだわ。
シャロンが16歳になっていた事にまず驚き。
そして小さい頃は黒髪だったのに金髪になっていたのにもちょっと違和感があったけど、観ているうちに理由があったんで納得。
最初に観た時はシャロンだったりヘザーだったり名前がコロコロ変わるので理解するのが難しかった。
普通に面白かったけど、やっぱり1作目の方が好きだな。
頑張ってグロテスクなシーンとかクリ―チャーの登場シーンを入れてたけど微妙な感じ。
バブルヘッドナースの登場も前作の方がドキドキ感があった。
バブルヘッドナースに触れるか触れないかの距離で潜り抜ける感じがめっちゃ怖かったけど、今回は音を出すと襲ってくるという設定で、すんなり終わっちゃってちょっと物足りなかった。
最後にラスボスのクローディアとの闘いもシャロンが闘うのではなくアレッサの守護者であるレッドピラミッドが闘ってちょっと迫力がイマイチ。
全体的に前作よりもぬるい感じの展開だった。
前作の方が面白いけど、一応物語は完結するからラストが気になる人は是非観て観ると良いと思う。
アレッサとシャロンの因縁というかサイレントヒルの事件も一件落着するし。
ただ養父と養母の2人はサイレントヒルに残る事になるし、シャロンとヴィンセントがもしかしたら警察に追われる事になるかもしれないって終わり方だからちょっと後味悪かったけど、ストーリー的にはまぁまぁ面白かった。
クリ―チャーのクオリティは前作の方が断然良かったけど。