【サイレントヒル】クリーチャーがリアル
【作品情報】
原題:SILENT HILL
ジャンル:ホラー
監督:クリストフ・ガンズ
製作総指揮:ヴィクター・ハディダ/アンドリュー・メイソン/山岡晃
脚本:ロジャー・エイヴァリー
音楽:ジェフ・ダナ
製作国:アメリカ/カナダ/日本/フランス
上映時間:126分
製作年度:2006年
【あらすじ】
「サイレントヒル……」と謎の言葉を発して悪夢にうなされながら失踪してしまった最愛の娘シャロン(ジョデル・フェルランド)を探すため、ウェストバージニア州の街“サイレントヒル”を訪れた母親のローズ(ラダ・ミッチェル)。彼女は、忌まわしい過去がある呪われたこの街で、想像を絶する恐怖に襲われる……。(シネマトゥデイより)
【感想】
何年か前にこの映画よりも先に「サイレントヒル:リベレーション」を観てて、そこまで面白い映画じゃないなーって印象だったんだけど、1作目はすごく面白かった。
マジで怖かった。
ゲームしたことないから良くわからずに観たんだけど、ゲームを知らなくても十分楽しめる作品だった。
ただ、出てくるクリ―チャーについて観る前に前知識として知っておくとより映画が楽しめるのかなと思ったけど。
ホラー映画としてもめっちゃ面白かったけど、ミステリーとしてもかなり良かった。
サイレントヒルで行方不明になった娘シャロンを探すうちにシャロンの過去が段々と分かっていって、ヒントなどを手掛かりにして核心に迫っていく映画でかなり面白かった。
面白かったけど、ラストが皆救われない感じで後味が悪かった。
シャロンを探しているローズの手助けをしてかなりかっこよくて頼りになるベネット巡査も教団に火あぶりにされちゃうし、シャロンを無事に見つけて家に帰れると思ったら、サイレントヒルの世界に取り込まれてしまって元の世界に戻れないまま物語が終わってしまったり。
ベネット巡査のシーンが一番きつかった。
ローズを地下の空間に向かわせるために自分が囮になって教団の人間にリンチされた挙句、シャロンが火あぶりにされそうになるのを必死に止めたことで先に火あぶりにされてしまうという。
火あぶりの一歩手前ぐらいでローズが助けにくるのかなと期待してたんだけど、そんな展開にはならず。
しかも火あぶりのシーンがリアルでかなり観ていてキツかった。
元ネタのゲームを知っていればより楽しめる映画かもしれないけど、ゲームを知らない私でも十分楽しめる映画だった。
ホラーが好きな人にはかなりオススメ。
出てくるクリーチャーが本当気持ち悪かったな。
私的に一番ヤバかったのがジャニター。
目を有刺鉄線で巻かれていてえびぞりになって動いているクリ―チャーで触ったものが全て腐敗してしまう。見た目がかなりグロくてめっちゃキモかった。
レッドピラミッドは見た目はそうでもないけど教団の信者を捕まえて皮を剥ぐシーンは衝撃的だった。