【モールス】オリジナルと同じくらい面白い
【作品情報】
原題:Let Me In
ジャンル:ホラー
監督:マット・リーヴス
製作総指揮:ナイジェル・シンクレア/ジョン・プタク/フィリップ・エルウェイ/フレドリク・マルンベリ
原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
脚本:マット・リーヴス
音楽:マイケル・ジアッキノ
製作国:アメリカ合衆国/イギリス
上映時間:116分
製作年度:2010年
【あらすじ】
学校でのいじめに悩む孤独な12歳の少年オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)。ある日、隣に引っ越してきた少女アビー(クロエ・グレース・モレッツ)と知り合ったオーウェンは、自分と同じように孤独を抱えるアビーのミステリアスな魅力に惹(ひ)かれ始める。やがて町では残酷な連続猟奇殺人が起こり……。(シネマトゥデイより)
【感想】
「ぼくのエリ200歳の少女」のリメイク作品の「モールス」。
若干改変されている部分もあるけど、ストーリーの流れはほとんど同じ。面白かった。
改変部分は登場人物の名前の変更、映画の舞台がストックホルムからニューメキシコ州のロスアラモスになった等。
「ぼくのエリ200歳の少女」はPG12だけど「モールス」はR-15指定になっていてさらにグロいシーンが満載。
特に主人公のアビーが血を吸うシーンはまさにヴァンパイアって感じで、血を前にすると顔が変化するのがめっちゃ雰囲気出ててよかった。
アビーの保護者として一緒に越してきたトーマスがアビーのために殺人を犯していくけど、殺人に失敗して警察に捕まるまでの経緯が改変されていて「モールス」での演出の方が派手で緊迫感もあり私好み。
硫酸を頭にかけて顔を溶かすしシーンはオリジナルそのまま。
ラストのプールでオーウェンが襲われる場面もさらにグロテスクなシーンにレベルアップしてた。こりゃR-15になるわ。
ストーリーも良いけど、アビー役のクロエ・グレース・モレッツがめちゃくちゃ可愛くてアビー役にぴったり。
「ぼくのエリ200歳の少女」のエリはエリで雰囲気が映画に合っていて良かったけど、「モールス」のアビー役もかなりはまり役でどっちも良い。
私的には「ぼくのエリ200歳の少女」を見てから「モールス」を見るのがオススメ。