映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【エスター】エスターの正体に愕然

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エスター

 

【作品情報】

原題:ORPHAN

ジャンル:ホラー

監督:ジャウム・コレット=セラ

製作総指揮:スティーヴ・リチャーズ/ドン・カーモディ/マイケル・アイルランド

脚本:デヴィット・レスリー・ジョンソン

音楽:ジョン・オットマン

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:123分

製作年度:2009年

 

【あらすじ】

子どもを流産で亡くしたケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れる。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

幽霊とかモンスターものの映画じゃないんだけど、めちゃくちゃ怖かった。

最後のオチの衝撃も半端なかったし。

サイコパスってマジで怖いなってなる映画だった。

最初はちょっと少女趣味が過ぎる女の子かと思っていたらどんどん不気味な正体を現し始めて、それと同時にエスターの周りでおかしなことが起こっていくのが本当に不気味で怖かった。

そしてエスターの表情も。

目に光がないと言うか…すごく不気味な子どもだった。

妻のケイトと夫のジョンには長男のダニエル、長女のマックスの2人の子どもがいて3人目の赤ちゃんを妊娠していた。誕生を楽しみにしていたけど流産してしまう。

赤ちゃんを流産したことで夫婦仲がうまくいかなくなってしまったコールマン夫妻は養子を迎える事に。

孤児院へ行った2人は少し個性的だけどしっかりとした頭のよさそうな少女エスターと打ち解け彼女を養子に迎えることに。

この選択が後々コールマン一家を恐怖に陥れる。

実子が2人もいるんだから自分の子どもに愛情をたっぷり注ぎなよって少し思った。

エスターを引き取った事でいろいろストレスをかかえちゃう実子の子どもたちがすごく可哀そうだった。

最初は子どもらしく無邪気なエスター。

そんなエスターにケイトとジョンは心から養子に迎えて良かったと思っていて、家族中もうまくいっているように見えた。

耳の聞こえないマックスともエスターはすぐに仲良くなってたし。

マックスの為にすぐに手話を覚えていたし。

ただ、家族の注目を集めるエスターにダニエルだけは快く思っていなかったみたい。

絵がうまいエスターは画材をジョンからプレゼントしてもらったり、ピアノの講師をしていたケイトからピアノを習ったりして幸せ家族って感じだった。

最初は上手くいっていたように見えたコールマン一家。

でも、徐々にエスターの化けの皮が剥がれてくる。

学校へ行くのにフリフリのお姫様ドレスで行って学校でめちゃくちゃ浮いてしまいいじめられてしまう。

そこで首と手首に付けているリボンを取られそうになって癇癪を起こしたり。

ダニエルがいたずらのつもりでハトをペイント弾で撃ってしまい苦しむハトにエスターが顔色一つ変えずにとどめをさしたり。

ジョンとケイトが性行為をしているところをのぞいたり。

公園で遊んでいた時に女の子を高い所から突き落としたり。

マックスが乗っている車のサイドブレーキを降ろし車を暴走させたり。

段々と異常な行為がエスカレートしていく様子はかなり恐怖だった。

エスターがおかしい事に気付き始めたケイトはエスターについて調べ始める事に。

エスターのいた孤児院のシスターもエスターの異常さに気付きはじめたんだけど、シスターはエスターに殺されてしまう。

エスターが持っていた聖書にロシアにある施設の名前が書いてあり、調べるケイト。

その施設は孤児院ではなかった。

エスターの正体をケイトが知ったのはかなりヤバイ状態になってから。

ダニエルが大事故に遭い病院で治療を受けそこでエスターの正体を知る。

ダニエルはエスターのせいで危篤状態になってしまう。

ケイトは錯乱していると思われて鎮静剤を打たれ、エスターの思うつぼ状態になり家族がバラバラになってしまうコールマン一家。

エスターの周りから固めて行く感じがかなり胸糞悪かった。

ジョンを完璧に欺いて、ケイトのカウンセリングの先生まで欺いてケイトを追い詰めるエスター。

本当の事を言っているのに誰も信じてくれないケイトを観るのはちょっと辛かった。

ジョンがね…完璧にエスターの事をちょっと変わった女の子としか思っていなくてケイトの言っている事を全く信じない。

ジョンがバカ過ぎて本当に腹が立った。

過去にケイトが流産をしてしまったりアルコール依存症になったりして精神的に不安定だと思っていることも原因かもしれないけど、それにしてもジョンがバカ過ぎ。

見たくないことには全て目をつぶって、ケイトに指摘されると逆切れしてたし。

普通に子どもたちに目を向けてたらマックスやダニエルが助けを求めていることに気がついたと思うだけど。

ダニエルが入院してケイトも鎮静剤を打たれ病院で一晩過ごすことに。

そしてジョンはマックスとエスターを連れて家に戻る事になる。

マックスを寝かしつけた時にマックスの補聴器を奪い、ジョンが酔っ払っているところに色仕掛けをしに行くエスター。

当然ジョンには拒絶され、エスターはジョンを殺すことに。

最後の最後でエスターの異常さに気がつくジョン。

最後の最後までエスターの異常さに気がつかないジョン。

エスターがおかしい事に気がついてすぐにマックスを連れて家から脱出すれば良かったのに、家にいたことでジョンは殺されてしまう。

不幸中の幸いはケイト、マックス、ダニエルが生き延びた事。

エスターはケイトと湖で乱闘になりそのまま湖に沈んで息絶える。

マックスが銃で撃たれたりとかなりドキドキしたけど、ケイトと一緒に助かって本当に良かった。

シックス・センス」と同じぐらいの衝撃があった。

そしてエスター役のイザベル・ファーマンが本当にすごい。

子どもにあんな冷酷な顔ができるの?って思うぐらい怖い顔をしていた。

終盤に化粧をして、涙で化粧が崩れるシーンがあるんだけどめっちゃ怖かった。

お化けとかモンスターは出てこないけどホラー映画が好きな人はかなり楽しめる映画だったと思う。