【ジェサベル】ホラー映画によく出てくるブードゥー教の話
【作品情報】
原題:JESSABELLE
ジャンル:ホラー
監督:ケヴィン・グルタート
製作総指揮:ジェリー・P・ジェイコブス/マット・カプラン
脚本:ロバート・ベン・ガラント
音楽:アントン・サンコー
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:90分
製作年度:2014年
【あらすじ】
事故によって、愛する夫と身ごもっていた子供が亡くなってしまったジェサベル(セーラ・スヌーク)。絶望に打ちひしがれる中、彼女は父が暮らしている家へと戻る。亡き母が自分のためにと残していたビデオテープを見つけ、それを再生しては母娘の懐かしくて楽しい思い出に浸っていたジェサベル。しかし、ビデオ内で母が予言していた不吉な出来事が実際に起こるようになる。次第に恐怖に駆られていく彼女だったが、その原因として過去のある事件が浮かび上がってきて……。(シネマトゥデイより)
【感想】
観終わった後の正直な感想「スケルトンキー」にとても似ている。
製作されたのはもっと後だけど、「ゲットアウト」にもちょっと似てるところがあるかも。
ブードゥー教という点も黒人の人が物語のキーとなっていることもラストのオチも何もかもが「スケルトンキー」にそっくりだったと思う。
というか「スケルトンキー」をオマージュしてるの?って思うぐらい似てた。
ストーリーは「スケルトンキー」の方が面白かったけど、怖さでいえば「ジェサベル」の方が上。
夜寝ようとしたらカーテン越しに誰かがいたり、風呂に入っていたら向かいに化け物が座っていて襲われたりまぁまぁ怖かった。
ラストに湖にジェサベルが落ちて、浮き上がってきたのが実は…っていう演出が結構面白かったなと思う。
「スケルトンキー」も後味が悪かったけど、「ジェサベル」も相当後味が悪い。
主人公のジェサベルって完璧にとばっちり受けててかわいそうだったな。
てか一番母親が悪いな。
母親が浮気した事がそもそもの原因だし、ジェサベルを生贄にしようとしたり、この映画では一番の悪役。
父親も相当ヤバイけど。
まぁまぁ面白いし怖かったけどストーリー重視なら「スケルトンキー」、怖さを重視したいなら「ジェサベル」がオススメ。