映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【杉原千畝 スギハラチウネ】日本版シンドラー

f:id:wponkichi:20201026224342j:plain

杉原千畝 スギハラチウネ

【作品情報】

ジャンル:ドラマ

監督:チェリン・グラック

脚本:鎌田哲郎/松尾浩道

音楽:佐藤直紀

製作国:日本

上映時間:139分

製作年度:2015年

 

【あらすじ】

1935年、満洲国外交部勤務の杉原千畝唐沢寿明)は高い語学力と情報網を武器に、ソ連との北満鉄道譲渡交渉を成立させた。ところがその後彼を警戒するソ連から入国を拒否され、念願の在モスクワ日本大使館への赴任を断念することになった杉原は、リトアニアカウナスの日本領事館への勤務を命じられる。同地で情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を日本に発信し続けていた中、第2次世界大戦が勃発し……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

杉原千畝を通してあの頃の世界情勢というか、戦争の状況を知ることができた気がする。

何千人もの人々を助けた人という事は知っていたけど、その後の事とか全然知らなかったから見てみて面白かった。

杉原千畝だけじゃなくて周りの人やウラジオストクの領事館の人々とか大勢の人が関わって多くの人の命を助けたんだなってすごく勉強になった。

リトアニア領事代理になる前や、リトアニアユダヤ難民にビザを発行し、その後リトアニアから撤退した後の事を描いていて、ビザ発行に焦点を当てているわけではなくバランス良く話が進んでくから見やすかった。

レビューとかでは盛り上がりに欠けるとか緊迫感があまりないという意見が多々あったけどそこが良いというか、落ち着いている映画だけど歴史を知る上で大事な事はきちんと描かれていてすごく面白い映画だったと思う。

ただ、杉原千畝リトアニアを出るまでビザを発行し続けるというシーンは前にテレビで見た時の演出の方が好きかも知れない。

映画では秘書?に見送られて汽車に乗りリトアニアを離れるんだけど、テレビドラマで見た時は汽車の窓から発車する直前までビザを発行し続けてた。

ここのシーンはテレビドラマでの演出の方が好きだったなぁ。

リトアニア領事代理という立場だけじゃなく、その前の諜報員としての姿も観る事が出来た。

リトアニアで色々な人と接するうちに杉原自身も変わり、周りの人たちも変化していく感じがすごい良かった。

戦争の悲惨さみたいな映像はそこまで多くなかったけど、ドイツ軍がユダヤ人を虐殺するシーンは本当に酷かったな。

同じ人間なのになんでこんな殺し合いしなきゃいけないんだろうって思ったし、その分杉原千畝やオランダ大使などユダヤ難民の命を助けようと尽力していた人たちもいるといたと言う事も改めて知る事ができた。