【ザ・ゲスト】最強の男がやってくる
【作品情報】
原題:THE GUEST
ジャンル:サスペンス
監督:アダム・ウィンガード
製作総指揮:サイモン・バレット
脚本:サイモン・バレット
音楽:スティーヴ・ムーア
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:100分
製作年度:2014年
【あらすじ】
ハロウィーンが近づく中、息子を戦地でなくした一家のもとに彼の戦友だという男デイヴィッド(ダン・スティーヴンス)が訪ねてくる。謙虚で礼儀を重んじる上に、美しい容姿を誇る彼は、瞬く間に一家と心を通わせていく。それぞれが抱えていた悩みや問題を解決してしまう彼をすっかり信頼する一家だが、次第にその姿や言動とはかけ離れた素顔と目的を持っていることが明らかになる。やがて、デイヴィッドの存在は一家のみならず、閑静だった町をも揺るがし始め、ついには彼と特殊部隊の銃撃戦という事態にまで発展する。(シネマトゥデイより)
【感想】
アダム監督の「サプライズ」がめちゃくちゃ私好みの映画で面白かったんで今回も期待して観てみたけど、「ザ・ゲスト」も期待を裏切らない作品でかなり面白かった。
このドキドキ感が良い。
戦場で息子を亡くした家族のもとにやってきた息子と同じ部隊に配属されていたというデヴィット。
最初はかなり印象が良くて好青年って感じ。
だけど、ところどころ見せる不気味な笑みとか、何か企んでいそうな顔とか不気味さもあってかなり良かった。
しかも男前で細マッチョでかなりかっこいいから余計にあやしい。
姉のアナがデイヴィットが怪しいと気がついて色々と調べるんだけど、ことごとくデイヴィットにばれてしまって周りの人がデイヴィットにはめられたり殺されたり。
めっちゃ怖いんだけど、ラストが気になって本当に面白かった。
てか、軍警察がデイヴィットを抹殺しようとピーターソン家にやってくるんだけど、弱すぎる。
雁首そろえて何やってんだかと言いたくなるぐらい弱い。
1対大勢でやってるのに一人また一人と特殊部隊の隊員が殺されていくし、挙句の果てにはアナの両親までが犠牲になるし。
デイヴィットが規格外な強さが伝わって良かったけど、ぶっちゃけちょっと軍警察が弱すぎてどうかと思った。
偉い隊長もあっさりやられちゃうし。
兄の友人として一家ににやってきたデイヴィットは一見紳士的だし、めちゃくちゃ礼儀正しくて良い人そうなのに徐々に化けの皮が剥がれて行く感じが本当にハラハラして面白かった。
サプライズよりはバイオレンスシーンは少ないけど、その分ミステリー要素が高いからめちゃくちゃ楽しかった。
デイヴィットの正体が分かるまでのドキドキ感がはんぱない。
デイヴィットの行動がすごいあやしいんだけど、何のために一家のもとにやってきたのか正体は何なのかが最後の方まで不明なのも良かった。
最後までハラハラしながら観れた。