【THE GUILTY/ギルティ】ほぼ主人公の会話劇
【作品情報】
原題:DEN SKYLDIGE/THE GUILTY
ジャンル:サスペンス
監督:グスタフ・モーラー
製作総指揮:ヘンリク・ツェイン
音楽:カール・コールマン/カスパー・ヘッセラーガー
製作国:デンマーク
上映時間:88分
製作年度:2018年
【あらすじ】
警察官のアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)はある事件を機に現場を離れ、緊急通報司令室のオペレーターとして勤務していた。交通事故の緊急搬送手配などをこなす毎日を送っていたある日、誘拐されている最中の女性から通報を受ける。(シネマトゥデイより)
【感想】
緊急通報指令室である事件の電話を受けて対応していく作品。
ほぼ主人公のアスガー・ホルムの一人芝居だった。
現場の映像は流れなくて音声だけで90分近くも持つのかなと思ったけど面白かった。
アスガーが被害者と思われる女性と電話したり、犯人と思われる人物に電話したり。
司令室の中での会話劇なんだけど凄く緊迫感があった。
一つの事件に迫っていくアスガーと、アスガーが犯した過去の罪が同時に判明していったりと飽きない展開で本当面白かった。
会話だけだから余計に現場の映像が頭の中で浮かび上がってきて想像力をフルで使う映画だった。
アスガーの指示がことごとく裏目に出るし、指示を間違ったりしてすごくハラハラした。
少し「ザ・コール 緊急通報指令室」に似てる映画だけど、現場の映像が無い分凄いストーリーを練ってあって終盤でのどんでん返しに驚いた。