【サイン】最後に伏線が全部回収される
【作品情報】
原題:Signs
ジャンル:ミステリー
監督:M・ナイト・シャマラン
製作総指揮:キャスリーン・ケネディ
脚本:M・ナイト・シャマラン
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:106分
製作年度:2002年
【あらすじ】
元牧師のグラハム(メル・ギブソン)は妻を亡くし、元マイナー・リーグの野球選手の弟(ホアキン・フェニックス)と2人の幼い子供たちと農場で平穏に暮らしていた。ある日、子供の悲鳴を聞きつき駆けつけたグラハムが見たものは巨大なミステリーサークルだった……。(シネマトゥデイより)
【感想】
M・ナイト・シャマラン監督らしい映画で、いろいろな事が重なり合って最後には全てが繋がって奇跡が起きるというSF/ミステリー映画。
面白い映画だけど、やっぱり「シックス・センス」の方が好き。
平和な生活が突如不穏な雰囲気に変わって次々おかしな現象が起きて行くという展開は面白かった。
いきなり畑にミステリーサークルが現れたり、飼い犬が急に凶暴になったり、夜不審な人物が屋根に登っていたり…。
不気味な展開が続く感じは私好みで面白かった。
映画にちりばめられた伏線が最後全て回収されて観客を驚かせるラストという感じの展開だけど、私はそこまで衝撃を受けるラストではなかったな…。
ラストを驚かせる展開が多いM・ナイト・シャマラン監督だけど、「シックス・センス」を超えるラストってなかなか無い。
あと宇宙人が作り物っぽすぎるのも残念だったかも。
ある家族が撮影した映像が出てくるけど本当にCGそのものって感じ。
もうちょっと宇宙人のクオリティを挙げて欲しかったなぁ。
子どもたちが宇宙人に考えを読み取られないように銀紙か何かで帽子を作るんだけど、見た目が面白くて一瞬映画がコメディに変わったのかと思った。
大人のメリルが真面目な顔してかぶっている姿はちょっと可愛かったけど…。