【ピクセル】昔懐かしのアーケードゲームのキャラが襲ってくるSF映画
【作品情報】
原題:Pixels
ジャンル:コメディ
監督:クリス・コロンバス
原作:パトリック・ジーン
脚本:ティム・ハーリヒー/ティモシー・ダウリング
音楽:ヘンリー・ジャックマン
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:105分
製作年度:2015年
【あらすじ】
地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」と、送られた情報からテレビゲームについて知った宇宙人たちはそれらに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。巨大なキャラクターが次々と現れ、都市をブロック化していく事態に世界はパニックに陥り……。(シネマトゥデイより)
【感想】
めちゃくちゃ懐かしいアーケードゲームがいっぱい出てきた。
私はアーケードゲームの世代じゃないからゲーム自体はやった事ないんだけど、それでも一度は聞いたことがあるゲームばっかり。
アーケードゲームが襲ってくるけど実はヴォルーラ星人という宇宙人で、70年代にNASAが地球外生命体に向けてゲームを収録した映像を宇宙に送り、その映像を見た宇宙人が果たし状だと思い地球に戦いを挑んでくるという。
だから襲ってくるのはアーケードゲームばっかり。
今回の主人公がマジで冴えないおっさん達。
小さい頃にアーケードゲームをしていたおっさん達。その名もアーケーダーズ。
アーケーダーズの1人目
サム・ブレナー。
元アーケードゲーム「ギャラガ」の元チャンピオンだけど現在はホームシアターの取り付け業者として働く冴えないおっさん。
アーケーダーズ2人目
ラドロー・レイモンソフ。
サムの親友で宇宙人の果たし状に最初に気がついたゲーマー。
アーケーダーズその3人目
ウィル・クーパー。
サムとラドローの親友でまさかのアメリカ大統領。
しかもめっちゃ支持率低い。
威厳のない大統領なんだけど憎めないと言うか私はこのおじさん好き。
アーケーダーズその4人目
エディ・プラント。
以前サムを負かして「ドンキーコング」の元世界チャンピオンになった人物。
有名人のゲーマーだけど色々やって現在刑務所に服役中。
宇宙人とのゲームでいかさまをして世界を危機に陥れる。
アーケーダーズ5人目
ヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐。
アメリカ軍中佐で、対ゲームキャラ形兵器用武装の開発及び提供を担当しているけど、後半アーケーダーズとして闘う事になる。
この5人がアーケーダーズとして宇宙人と戦うんだけど、個性強。
この5人の中で一番大統領が好き。
世界の危機だって言うのに大統領夫人とイチャコラしたり、バカっぽい感じがめっちゃ良い。
1回目の「ギャラガ」と2回目の「アルカノイド」はよくわからなかったため宇宙人側の完全勝利になるけど3回目の「センチピード」と4回目の「パックマン」はサムたちの活躍で勝利を収める。
センチピートではサムとラドローはあくまで米軍の指導担当だったけどゲームが強すぎて2人が参戦した途端ゲームに勝利してた。
めっちゃ強かった。
冴えないおっさんとオタクな感じなのにすごくかっこ良く見えた。
パックマンでは色とりどりの車ミニクーパーを使ってパックマンを追いかけるんだけど、このゲームが一番興奮した。車が可愛くてテンションあがったし、「パックマン」の作者である岩谷教授がゲームに参加するとか面白すぎる。
このパックマンでエディがイカサマしたから地球は危機に陥ったけど。
ゲームに勝つと宇宙人側からトロフィーが贈られる。
人間側が負けると人間が持って行かれる。
パックマンで勝った時に贈られたQバードがめっちゃ可愛い。
喋るし、あのドットで作られた感のあるフォルムが何とも言えず可愛かった。
なのにーラストの方でレディ・リサというゲームのキャラクターに変身して闘って、その後ラドローと結婚しちゃうとか衝撃的。
子どもがQバードだったのは面白かった。
ちょいちょいネタというか、面白いシーンがあってかなり面白かった。
とにかくQバードが可愛い映画だった。