【ネック[NECK]】幽霊の出現の研究している天才と振り回される人達の映画
【作品情報】
原題:NECK[ネック]
ジャンル:ホラー
監督:白川士
脚本:江良至/藤平久子
音楽:Audio Highs
製作国:日本
上映時間:96分
製作年度:2010年
【あらすじ】
生まれて初めて恋をした大学生の首藤友和(溝端淳平)。恋の相手は誰もがあこがれる女の子、真山杉奈(相武紗季)。勇気を振り絞って告白した首藤は、杉奈の研究室に呼ばれる。そして、大きな木箱“ネックマシーン”に入れられ、首だけを出した状態でホラー映画を見させられるが……。(シネマトゥデイより)
【感想】
ホラーのジャンルにあったけど、ほぼほぼコメディ。
少しだけ怖いシーンがあったけど、後はもう展開が超次元過ぎて笑うしかなかった。
ぶっ飛んだ映画だけど出演俳優がめちゃくちゃ豪華。
真山杉奈は大学院生で教授からも一目置かれる天才。
天才だけども研究しているテーマがヤバイ。
子どもの時の体験から幽霊を出現させる研究を行ってた。
その名も「ネック理論」。
「ネック理論」は人の首から下を隠して怖い事を考えると実際に考えた恐怖が実際に出現するというもの。
だから真山杉奈は巨大な箱に入り首だけ外に出すというネックマシーンを大学で開発し自分の理論が正しい事を証明する研究を日々おこなっていた。
そんな変人に恋をしちゃったのが首藤友和。
首藤は真山杉奈が好きだからネックマシーンの被検体になった大学生。
ネック理論を証明するため杉奈と首藤、そして杉菜の幼馴染で小説家の越前魔太郎、魔太郎の担当編集者の赤坂英子とともに廃屋に行くことになる。
魔太郎はホラー小説家だけど、過去に杉奈のせいで極度の怖がりになり布団で寝れない体質で杉奈を恨んでいた。
だから魔太郎は人形師の話を作り、ネックマシーンを新しく作り、それを細工して杉奈を怖がらせようと計画する。
結果、計画は成功して杉奈は怖がるんだけど、ネック理論が正しかったため杉奈が想像した人形のお化けが出現し4人を襲い始める。
ここまでは結構面白かった。
想像した人形が襲い始めて、目からビームを出してくるのもまぁ良い。
だけど、ゆかりちゃんの出現から何だか変な方向へいってた。
ゆかりちゃんは杉奈が小学生の時に怪我をさせてしまった友達。
ゆかりちゃんと仲直りできないままゆかりちゃんは引っ越しをしてしまい、杉奈は後悔をしていた。
だからゆかりちゃんは別に死んだわけじゃない。
今回出てきたゆかりちゃんは杉奈が想像で出したお化けなんだけど、貞子みたいな見た目で白いドレスに赤いランドセルを背負ってた。
なぜかお化けのゆかりちゃんと杉奈が仲直りをして、ゆかりちゃんと人形のお化けがバトルしたり、魔太郎に布団をかぶせて冥王星Oを出現させたり。
展開にちょっと着いていけなかった。
最後の最後には人形師がラスボスとなって出てくるけど、手袋のお化けで退治するよくわからないラスト。