映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【グランド・ブタペスト・ホテル】殺人犯に仕立てられたコンシェルジュの逃亡劇

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グランド・ブタペスト・ホテル

 

【作品情報】

原題:THE GRAND BUDAPEST HOTEL

ジャンル:ミステリー

監督:ウェス・アンダーソン

製作総指揮:モリー・クーパー/カール・ウォーケン/クリストフ・フィッサー/ヘニング・モルフェンター

脚本:ウェス・アンダーソン

音楽:アレクサンドル・デスプラ

製作国:イギリス/ドイツ

上映時間:100分

製作年度:2013年

 

【あらすじ】


映画『グランド・ブダペスト・ホテル』予告編

 

1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

話の始まりは、年老いた作家の昔話から。

作家が若頃にグランドブタペストホテルに宿泊し、そこでホテルのオーナーゼロ・ムスタファに出会う。

そして、作家はムスタファが若い頃グランドブタペストホテルでベルボーイとして働き始めた頃の話を聞く。

この映画の主軸となるのが青年ゼロとホテルを仕切るコンシェルジュのグスタヴ。

ホテルに来る大半の熟女たちはグスタヴ目当て。

ホテルに宿泊していた大富豪のマダムDもそんな女性の一人。

この女性が自宅に帰り、帰らぬ人になったことでたくさんの事件が起こり始める。

多分ミステリー映画なんだけど、コメディっぽくて、映像もとてもポップで可愛い不思議な映画だった。

グランドブタペストホテルもパステルカラーでとても可愛い。

殺し屋とか首が切断された遺体だとか、たくさん人が殺されてしまう映画なのに暗くならないと言うか、最後までずっとポップな感じが続くから凄く不思議な感じ。

マダムDが殺され、その犯人として濡れ衣を着せられたのがコンシェルジュのグスタブ。

殺人犯にされてしまった理由というのが、マダムが自分の財産の一部をグスタブに相続させると言う遺言書を書いたため。

そのため、グスタブは刑務所に入れられてしまったり、マダムの息子が雇った殺人犯に命を狙われてしまったり…。

そんなグスタブの右腕として動いていたのがベルボーイのゼロ。

グスタブの行く場所には必ず付いていき、刑務所に入ったグスタブの脱獄の手助けをしたりする。

グスタブとゼロの関係が取っても好き。

上司と部下であり、師弟であり、親友でありお互い信頼してて家族以上の絆で結ばれているんだなって感じだった。

時にはグスタブが酷い事をゼロに言ってしまうんだけど、後悔してすぐに謝まる所とか可愛い。

事件の目撃者であるマダムの執事セルジュが行方不明になる。

そして、マダムの顧問弁護士コヴェックスがマダムの息子に不正をしろと脅されたが受け入れなかったため猫ともども殺されてしまう。

殺し屋ジョプリングが猫を窓から投げ落とし、コルヴァックは博物館で殺されてしまう。

次に、執事セルジュの妹。妹がセルジュの居場所を知った為ジョプリングに殺されてしまう。

コルヴァックもセルジュ妹の殺され方がえぐい。

コルヴァックは指を切断されてたし、セルジュ妹は首を切断されるし。

そして、グスタヴとゼロとセルジュが再開して重要な情報を伝えている時にジョプリングがやってきてセルジュも絞殺されちゃうし、かなりたくさん人が死んでいく映画だった。

グスタブはマダムの城に行った時にある絵画を盗んでいたんだけど、グランドブタペストホテルに絵画を隠していたためゼロの恋人アガサとともに絵画を取り戻すことにする。

この絵画を売って外国で暮らす大金を得るための作戦だったけど、そこで銃撃戦が始まったりアガサとゼロが窓から落ちたり、なんだかんだあり絵画の中からマダムの第2の遺言書が出てくる。

遺言書には自分が殺された場合全ての遺産はグスタヴへと書かれていた。

マダムの息子はその後失踪してしまう。

マダムの遺言で富豪になったグスタヴは、再び寂しい熟女達の相手をしたりと幸せな毎日を過ごし、ゼロも再びグランドブタペストホテルで働くようになり、ゼロとアガサは結婚する。

しかし、グスタブはゼロとアガサと列車に乗っている時に国境警備隊にゼロの交通許可証を破り捨てられた事に怒り銃殺されてしまう。
ゼロにはアガサとの間に子どもができたけど、その子どもとアガサはプロイセン風邪にかかり死んでしまう。

ゼロはグスタブの遺言で大富豪になったけど財産を国に取られてしまいグランドブタペストホテルだけが手元に残っただけだった。

そして、若い作家と出会い自分の生涯を話すことになる。

最後はすごく悲しいストーリーになっちゃった

控えめに言ってみんな不幸。

この映画の雰囲気がとても明るいから観終わった後も暗くはならないけど、でもほとんどの人が死んじゃったんだ…って残念な気分にはなった。