映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【ぼくたちと駐在さんの700日戦争】駐在さんと高校生たちの仁義なき戦い

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ぼくたちと駐在さんの700日戦争


 【作品情報】

ジャンル:コメディ

監督:塚本連平

原作:ママチャリ

脚本:福田雄一

製作国:日本

上映時間:110分

製作年度:2008年

 

【あらすじ】


市原隼人 Hayato Ichihara- ぼくたちと駐在さんの700日戦争 1分48秒 予告編

ある田舎町に、平凡だが発想はピカイチのママチャリ(市原隼人)、女の子みたいな外見のジェミー(冨浦智嗣)、武闘派でエロ担当の不良リーゼントの西条くん(石田卓也)、開業医の長男で恋愛担当のグレート井上(賀来賢人)たち7人の高校生がいた。彼らは近所の駐在さん(佐々木蔵之介)とイタズラ戦争に明け暮れ、青春を謳歌していた。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

心温まる?イタズラの数々!

あんなイタズラを考え付くのがすごい。

誰も傷つけないイタズラを考えて実行するママチャリたちだけど、それにいちいち対応してくれる駐在さんの懐の深さも必見。

駐在さんを佐々木蔵之介が演じているのも見どころの一つだと思う。

めっちゃかっこ良かった。

ママチャリの友達の西条君が鼠捕りに捕まって停学になったことで駐在に仕返しをすることになったママチャリ達。

でも犯罪は犯しちゃダメってことで自転車で速度50㎞出して鼠捕りを邪魔してやろうという作戦。

かなり、上手くいったんだけど駐在も仲間を増やしてママチャリ、西条、孝昭、千葉君、グレート井上を捕まえることに成功。

駐在所でこってり絞られるママチャリたち。

でも、ママチャリはこれぐらいじゃめげない。

次は金物を身にまとい徒歩で鼠捕りの前へ…。
また捕まって怒られるママチャリ…。
こうして駐在さんとの長きにわたる戦いの幕が上がった。
こんな悪戯を仕掛けてお説教で終わるなんてなんて寛大な時代なんだ…。
そして、そのいたずらに全力でのってくれる大人って本当にかっこ良い。
こんな時代に生まれたかった。あんなセンスのある悪戯の数々思いつかないだろうけど。


イタズラ①

自転車で鼠捕りに挑む: 自転車で速度50㎞以上出して鼠捕りを妨害する

イタズラ②

駐在所にアダルト雑誌を置く:本棚、テーブルの下などにアダルト雑誌を置きまくる

イタズラ③

とりもち作戦:学校に交通規則を教えに来た駐在さんの原付に取りもちを塗る

イタズラ④

電機屋にて万引き疑惑作戦:万引きをしたかのように見せかけわざと捕まり、かばんの中に準備しておいたとてつもなく臭い雑巾をかがせる

イタズラ⑤

駐在さんを落とし穴に落とす:病人がいると駐在所に駆け込み駐在さんを落とし穴に落とす

原作では万引き疑惑事件は、実際に店主に万引き犯と間違われ、しかも謝ってもらえなかったから店主に復讐するためにイタズラを決行するんだけど映画版では特にそういう描写がなかった。

原作では自分たちが決めた「イタズラの定義」に従ってイタズラを行っていくんだけど、映画ではそこんところが少し曖昧になってた気がする。

映画版だとただのイタズラ好きなクソガキ集団って感じ。

駐在さんの逆襲は

イタズラ①

自転車で鼠捕りに挑む:ママチャリ達を捕まえ駐在所にてきつーくお説教。

イタズラ②

駐在所の至る所にアダルト雑誌を置く:本を置いている最中に駐在さん帰宅。落し物という事でアダルト雑誌の恥ずかしい題名をママチャリに音読させる。

イタズラ③

駐在さんを落とし穴に落とす:その後ママチャリ達がお店に入り焼きそばを注文。この焼きそばに大量の七味唐辛子を投入しママチャリ達を悶絶させる。

イタズラ④

とりもち作戦:逆に西条を原付に座らせ、西条をパンイチにさせる。

イタズラ⑤

電機屋にて万引き疑惑作戦:仲直りしようと持ちかけママチャリ、西条、グレート井上を山に放置。

こうみると駐在さんも大人げない。

ただ、本気でイタズラに対抗してくれる駐在さんって本当面白い。

お互いこのイタズラ合戦を楽しんでいる感じがめっちゃ良かった。

ママチャリ達は駐在さんの奥さんや、奥さんの妹とも仲良くなったり。

すごい楽しそうだった。

終盤では西条がママチャリ達に花火を盗もうと持ちかけるんだけど、盗みはさすがにイタズラの範疇を超えていると言う事でみんな不参加。

でもママチャリは西条の本心を知って協力することを決める。

今回は本当に逮捕される可能性があるから自ら参加してくれる人だけを集めるママチャリ。

実はママチャリ達と仲の良かった小学生ミカちゃんが西条と同じ病院に入院していて、花火をどうしても見たいと言う事で西条が花火を盗むことを計画していた。

なんだかんだで花火を手に入れる事ができて病院の近くで花火を打ち上げる事に成功する。

でも駐在さんに手錠掛けられ、病院へ連れて行かれる一行。

逮捕されるのかと思いきや、西条の計画をあらかじめ知っていた駐在さんは自分のボーナスをはたいて病院の前で花火を打ち上げられるよう手配していた。

しかも、花火を盗まれた花火職人の親方もママチャリ達に盗まれたんじゃなくて、花火を売ったんだと言ってくれたためママチャリ達は不問。

この時代の大人って本当に粋な人が多い。

最後はちょっと感動できた。

基本おちゃらけた映画だけど、それだけじゃなくてすごい温かい映画だった。