映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【グース】離れて暮らしていた父娘の絆を取り戻す物語

f:id:wponkichi:20200826150502j:plain

グース

 

【作品情報】

原題:Fly Away Home

ジャンル:ドラマ

監督:キャロル・バラード

原作:ビル・リッシュマン

製作総指揮:サンディ・ガリ

脚本:ロバート・ロダット/ヴィンス・マッキュウィン

音楽:マーク・アイシャム

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:107分

製作年度:1996年

 

【あらすじ】

ピアノ・レッスン」でアカデミー助演女優賞に輝いたA・パキン主演の可愛らしい動物ファンタジー。実話を基に脚色し、自然派監督C・バラードがメガホンを取った。土地開発のため伐採した樹木のなかからグースの卵を見つけたエイミー。インプリンティング(刷り込み)現象によって雛にかえったグースたちはエイミーのあとをヨチヨチついていく。なんとか彼らが越冬地までとべるようにとエイミーとパパは飛行を教え込む。カナダからアメリカ南部までの500マイルをエイミーの乗るグライダーが16羽のグースを引き連れて羽ばたく……。大空を飛ぶスケール感と街のビルの谷間をブーンとすり抜けるスリル。臨場感あふれる、しかも暖かみのあるヴィジュアルの仕上がりがなんともファンタスティック。現代社会におけるありがちな家庭問題、地球環境の保護なる問題意識も織り込まれた、家族で観るにふさわしい作品。(allcinema ONLINE より)

 

【感想】

小学生低学年の時にみてすごい感動して何度も見てた映画改めて観てまた感動した。

小学生の時は数日かけてカナダガン(グース)を越冬地まで連れて行くなんてすごいって感動したんだけど、大人になって見て観ると環境問題の事とか、父娘の関係とかをより理解できたからラストにかけてめっちゃ泣いた。

それに実話を基にしてるのもすごいし。

16羽のグースを越冬地まで連れて行き、翌年の冬に16羽すべてエイミーの家に戻ってきたという事が事実という事にまた感動。

すごい良い映画だった。環境問題とか野鳥について子どもに教えるにはすごく良い映画だと思う。

エイミーの両親はエイミーが小さい時に離婚して、エイミーは母親と共にニュージーランドで暮らしていた。

ある日母親の運転する車が事故に遭い、エイミーは一命を取り留めたけど母親は亡くなってしまう。

そのため、エイミーは父親と暮らすためにカナダへ引っ越すことになる。

父親と離れていた時間が長いから父親とあまり打ち解けられないエイミー。

環境が変わったのと反抗期でさらに関係は微妙な感じに。

父親の友人の女性にも冷たく当たってしまうエイミー。

13歳の女の子じゃ仕方がないよね。

気がつくとお母さんが亡くなっていて、ほとんど記憶のないお父さんと一緒に暮らすなんて不安しか無いと思う。

だけど父親の住むカナダがすごく素敵な場所だった。

ある朝エイミー起きると父親が軽飛行機で空を飛ぼうと丘から飛び降りるんだけど、すごく気持ちよさそう。

ただ飛べた事を喜んだ父親が雄たけびを上げたことでエイミーは「えっ」ってなってたけど。

ある日、エイミーの家の前にある沼地に開発のブルドーザーが入り木々が倒されてしまう。

倒された後の沼地に言ったエイミーはグースの卵を16個見つける。

大切にくるんで卵を持ちかえり、引き出しの中で孵化させることにしたエイミー。

数日後、学校から帰ると卵は孵化しておりエイミーを初めて見たグース達はエイミーを母親と思い後をついて回る。

エイミーと父親トーマスはグース達が越冬地まで飛んでいく事を知り、自分たちで作った軽飛行機でアメリカのノースカロライナげ行くことにする。

この計画に参加するのがエイミー、トーマス、トーマスの恋人スーザン、叔父のデヴィット、父のパラグライダー友達のバリーの5人。

エイミーとトーマスがそれぞれ軽飛行機に乗ってグース達を誘導する。

デヴィットやスーザン、バリーは地上で無線でやり取りしながらアメリカまで向かうと言う方法。

エイミーは軽飛行機の乗り方を教えてもらうため、トーマスとともに軽飛行機に何回か乗って練習する。

でも練習で飛行機に乗っているとぐースの一匹イゴールが飛行機の翼に衝突して怪我をしてしまう。

怪我だけで済んだけど、飛ぶ事が出来ないためイゴールはエイミーの飛行機に乗ることに。

グースを通して徐々にエイミーとトーマスの関係が良くなって行き、トーマスの周りの大人たちとも打ち解けて行くエイミー。

エイミーの周りにいる大人が皆良い人たちばかりで、ちゃんとエイミーの事を尊重してくれてすごく良かった。

越冬地まで連れて行く計画が着々と進められていき秋に出発が決まるけど、野生動物の管理局の人間が野鳥のグース達を保護するからと拉致してしまう。

そのため、出発を繰り上げグースを救出しそのまま越冬地まで出発することに。

この職員がなんかムカつくヤツで、グース達が幼鳥の時に家にやってきて飛ばないようにするため風切り羽を勝手に爪切りで切ろうとしたり、グース達をかってに施設に連れて行くし。

越冬地までつれていく計画を上手くいきっこないと全力で邪魔しに来るから本当腹たった。

そのせいで飛行許可とか申請する前に出発することになっちゃって、この出発シーンが一番ハラハラした。

一番最初のトラブルが野生動物管理局の職員の妨害で計画が不十分のまま出発することになってしまった事。

そして、次のトラブルが空軍基地に降り立ったんだけど飛行許可を出していないから大問題になってしまったこと。

敵の攻撃かと思って戦闘態勢に入ったり大変だった。

もちろんトーマスもエイミーも怒られるけど、その後の軍の人たちが温かくてほっこりした。

エイミー達を歓迎してくれて一緒に写真を撮ったり。

この事件がきっかけでエイミー達は一躍有名人に。

連日テレビで特集されるようになる。

この次のトラブルが、グース達を狙うハンターたちに撃たれそうになったり、霧のせいで高層ビルの間を飛行することになってしまったり。

最大のトラブルがゴール直前にトーマスが墜落し腕を負傷してしまったこと。

ゴールまで一緒じゃないと嫌だと言うエイミーにトーマスが説得するシーンはマジで泣けた。

それから一人でグース達をひきつれて越冬地まで向かうまで曲が流れるんだけど、シーンと曲がマッチしていてここでも涙がめっちゃ出た。

グース達の越冬地となる場所でもトラブルが起きていて今年この場所にグースが来なければ開発されてしまうという事で開発会社と反対派で衝突が起きていた。

越冬地まで先回りに来ていたトーマス、スーザン、デヴィット、バリーが開発会社と反対派を説得し、静かにエイミーを待つことに。

この時のスーザンがめちゃくちゃかっこ良い。

一言で重機のエンジンを止めてめっちゃ強かった。

エイミーとグース達が無事に越冬地まで到着し開発の話も白紙になり、仲間と開発反対派で喜び合うエイミー

翌年16羽のグース達がエイミーの自宅にもどってきたという後日談もあり、観終わった後の充実感が半端なかった。