【ジュマンジ】途中退場は絶対ムリ!強制参加の最悪なボードゲーム!
【作品情報】
原題:Jumanji
ジャンル:アドベンチャー
監督:ジョー・ジョンストン
脚本:ジョナサン・ヘンズリー/グレッグ・テイラー/ジム・ストレイン
音楽:ジェームズ・ホーナー
製作国:カナダ/アメリカ合衆国
上映時間:104分
製作年度:1995年
【あらすじ】
ボードに浮かび上がった指示通りの事が現実となってしまう呪われたゲーム“ジュマンジ”をめぐるパニック・ファンタジー。
100年前に封印された奇妙なボードゲームを手に入れた少年アランは友だちのサリーとゲームを始める。だが、ボードのメッセージ通りの事が起きた上、アランはどこかに消えてしまった。それから26年後、売りに出されていた屋敷に移り住んできた幼い姉弟ジョディとピーターは屋根裏部屋でそのゲーム“ジュマンジ”を発見。実は26年前のゲームはまだ続いていたのだ。そしてゲームから出現した猛獣たちによって静かな町はとんでもないパニックに襲われる。ルールに従って今や大人となったアランも復活、事態を収拾するにはゲームを終わらせるしかない事を知った3人は、残ったメンバーであるサリーの元を訪れる……。(allcinema ONLINEより)
【感想】
ジュマンジの近くに行くと太鼓の音のような不気味な音が。
最初から結構不気味な雰囲気だから最初はホラー映画と思った。
この映画は小学生の時に何度も見ていて、あの不気味さが何とも言えず好きだった。
あの太鼓の音が聞こえるとワクワクするというか、ハラハラするというか。遊園地のアトラクションに乗る前みたいな気分になる。
ロビン・ウィリアムズが主演っていうのも注目ポイントだと思う。
この映画を観てロヴィン・ウィリアムズを知って好きになった。
アラン少年は裕福な家に生まれたけども同級生たちからいじめを受けていた。
父親との仲もうまくいっていなくて、いじめについて相談しても男ならやり返せと言われ向き合ってくれない父親に反感を持っていた。
そんなある日いつものようにいじめられ、追いかけ回されていたアランは工事現場でジュマンジを見つける。
家に持ち帰り、幼馴染のサラとジュマンジをするけどアランはジャングルの中へ吸い込まれてしまう。
ジュマンジの登場シーンが本当に不気味。
太鼓の音が聞こえ始め、アランに見つけてもらえるよう徐々に音が大きくなって行き、アランが手に取るといきなり音が止まる。
小さい頃はこのシーンが怖くてホラー映画かと思っていた。
アランが行方不明になってからは周りの人たちがどんどん不幸に。
父親は息子が行方不明になり探し回るけど、周りの人から息子を殺して隠したと言う噂を立てられ経営していた工場も潰れてそのまま亡くなってしまう。
一緒にゲームをしていたサラは目の前でいきなりアランが消え、いるはずのないコウモリが暖炉から出てきたりしたことがトラウマになりカウンセリングを受けるまでになってしまっていた。
アランの友人で父親の工場に勤めていたカール。
カールはアランの不注意で工場を解雇。
しばらく無人だったアランの家にジュディとピーター姉弟が引っ越してきた事によってジュマンジが再び始まってしまう。
ジュディとピーターの両親は事故で亡くなって叔母に引き取られてアラン宅へ引っ越してきた。
この二人の叔母さんがめっちゃ良い味出してる。
ストーリーにはあんまり重要な人じゃないけど、所々出てきて面白い反応して行くから面白い。
ピーターとジュディがジュマンジを始めたことでアランがジャングルから呼び戻される。
そしてサラも入れた4人でゲームを終わらせるために再びジュマンジを始める事に。
アランもサラも最初はゲームをすることにめちゃくちゃ抵抗するんだけど、アランはピーターに説得というか作戦でゲームを続けることに。
サラはアランに騙されゲームに参加することに。
アランは子どもの頃にジャングルに行ってそこで大人になったから中身が子どものまま。
サラは情緒不安定なおばさんになっていた感じ。
ジュディとピーターの方が最初は大人だった。
後からアランもサラも頼りになる存在になっていくけど。
サイコロを振るたびに変な事が起きるこのゲーム。
ピーターが出したサルやライオンがまだ可愛い方だったかも。
でかい蚊や巨大花はしゃれになんない。
巨大な蚊に刺されると意識を失うし。
巨大花は黄色い花は食虫植物で人間も食べるし、紫の花からは毒針が発射されるしめちゃくちゃ危険。
ヴァン・ベルトはアランを殺そうと迫ってくるし、動物たちの大群が全速力で突撃してくるし。
家の中でモンスーンが起こりワニに襲われたりとどれも命にかかわるような出来事が次々と起こる。
でも観ていると次は何が出てくるのかちょっとワクワクする。
実際は絶対やりたくないゲームだけど、観て分には本当に面白い。
ピーターがずるをして上がろうとしたため、罰としてピーターがサル化してしまったり、ジュディが紫の花の毒に刺されて瀕死の状態に。
絶対絶命に陥っているなか、アランがついにゴールする。
ヴァン・ベルトに撃たれ、弾が目の前にまで迫っていた時にゴールして危機一髪だったアラン。
めっちゃハラハラドキドキのシーンだった。
ゴールしたことでゲームから出てきたものは全てゲームに吸い込まれアランとサラは元のゲームをする前の時代に戻る。
そこからアランは父親とも関係が良くなりいじめも解決。
それから再び26年経ちアランは父親の会社を継ぎサラとも結婚する。
そして、クリスマスパーティでピーターとジュディと再会する。
もちろんピーターとジュディはジュマンジの記憶はないんだけど、再会した時のアランとサラの懐かしいような嬉しいような顔がすごく良かった。
アランとサラは元の時代に戻りすぐにゲームを川に捨てる。
ゲームには大量の重りを付けて浮き上がってこないように細工をして。
だけど、最後に海辺に流れ着いて新しいプレイヤーを探してあの太鼓を鳴らしているシーンでこの映画は終わる。
この不気味な終わり方が最高。
また新たな犠牲者が絶対でるじゃんって終わり方だった。