映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【狼の死刑宣告】復讐が復讐を呼ぶ…誰も幸せになれない映画

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狼の死刑宣告


 

【作品情報】

原題:DEATH SENTENCE

ジャンル:バイオレンス

監督:ジェームズ・ワン

原作:ブライアン・ガーフィールド

脚本:イーアン・マッケンジー・ジェファーズ

音楽:チャーリー・クロウザー

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:106分

製作年度:2007年

 

【あらすじ】

家族と幸せな生活を送るニック(ケヴィン・ベーコン)はある日ギャングの襲撃に遭い、目の前で長男(スチュアート・ラファティ)を殺されてしまう。犯人は捕まるもあまりに身勝手な殺害理由、そして納得のいく刑罰を下せないことを知った彼は、法廷で裁くことを断念する。怒りを抑えられない彼は自らの手で復讐(ふくしゅう)を果たすが、その相手はギャングのボスのたった一人の弟だった……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

最初に家族のメモリアルビデオが流れ初めて、子どもたちの成長が観ている側に良く分かるようになってる。

この家族にすごく感情移入する映像だから、この後に起こる出来事を想像するとこの時点で映画を見るのやめようかなってちょっと思った。

本当に救われない…。

出てくるクズが根っからのクズで救いようのない奴だから復讐されている間はざまぁみろって思っていたけど復讐が終わった後が本当に救われなくて悲しい。

けどアクションシーンはやっぱり凄かった。

ジェームズ・ワンの映画はホラーも最高だけど、ホラー以外の映画もかなり面白い。

ニックは株式会社の副社長、妻は美人で長男は将来有望なアイスホッケーの選手、二男も14歳になったばかりでとても幸せな生活を送っていた。

長男のホッケーの試合の後、ガソリンスタンドに寄った時にクズどもがガソリンスタンドに乱入してきて長男を殺してしまう。

強盗目的で殺しに来たのかと思ったら、度胸試しで人を殺したとか本当に胸糞悪すぎ。

人の命は平等とか言うけど、こいつらは生きていても何の役にも立たないんじゃないかって正直思った。

長男が殺されてからは次々と胸糞悪い事が続いてかなり気分が暗くなる映画だった。

息子を殺した奴はすぐに捕まるけど、目撃者がニックしかいないため良くて懲役5年最悪無罪になる可能性が高いと言う事で裁判を諦め自分で復讐をすることを決めたニック。

すぐに決行して、息子を刺した奴を殺せたけど仲間の妹に姿を見られてしまう。

そのせいで、クズどもが仲間を殺された復讐をするためにニックの自宅を襲いニックを含め妻・二男まで撃たれてしまう。

妻は亡くなり、二男も命が危ない状態に。

襲撃することを事前に知らせてくれたんだから妻と息子だけでも別の場所に避難させとけばよかったのに。

銃を持っているヤバイ奴らってのは警察も分かっていたんだからニックの家の警備を警官二人ってのも少なすぎるし。

警官あっけなく殺されたし。

クズどもももちろん観ていて胸糞悪かったけど、警察の対応とか裁判とかが一番あり得ないと思った。

ニックは全財産を使って銃を購入し居場所を聞き出し、アジトへ向かう。

一人ひとりと殺していく。

最後にグループの№1と№2と撃ち合いになり、ニックも撃たれるけど復讐を完遂させる。

瀕死になりながらもニックは自宅に戻る事が出来たけど助かったのか死んでしまったのかは謎。

二男だけ助かったのが一番の救いかな。

復讐シーンは結構時間が短かったと言うかあっさり終わっちゃったんだけど、かなり緊迫感はあったと思う。

めちゃくちゃ理不尽で不公平な映画だった。

母親と二男。ニックが復讐をしなければ死ぬことも撃たれて危篤状態になることもなかったのに。

本当にこの映画を観て復讐って何にも生み出さないなって思う映画だった。