映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【ポゼッション】中古品買うのが少し怖くなる

f:id:wponkichi:20200826144929j:plain

ポゼッション

【作品情報】

原題:THE POSSESSION

ジャンル:ホラー

監督: オーレ・ボールネダル

脚本:ジュリエット・スノーデン/スタイルズ・ホワイト

音楽:アントン・サンコー

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:92分

製作年度:2012年

 

【あらすじ】

3か月前に妻と離婚したクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、週末に2人の娘と過ごすのを楽しみにしていた。だがある日、ガレージセールで古めかしい木箱を買ってからというものの、次女のエミリー(ナターシャ・カリス)の様子が一変してしまう。エミリーはまるで箱に取りつかれたようになり、徐々に異常な振る舞いがエスカレートしていくのだった。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

この映画の元となった箱は「ディビュークの箱」といって実際に存在している箱らしい。

ディビュークとは「封じ込めた霊」という意味で多くの人が持ち主になったらしく行く先々でおかしなことが起こっていたという。

この箱を基にして作られたのが「ポゼッション」。

映画自体はフィクションだけど、箱は存在しているという。

その設定だけで怖い。

そして何よりこの映画を見ると中古の物が怖くなる。

リサイクル品って前の持ち主がどうなったか分からないからちょっと怖いなってなる映画だった。

あるお婆さんが木箱を壊そうとするところからこの映画が始まる。

単なる木箱なんだけど、なぜかささやくような声が聞こえ、ハンマーで壊そうとしたお婆さんの様子がおかしくなる。

見えない力に壁までブッ飛ばされたり、ありえない方向に体が曲がったり。

お婆さんこれは生きてないだろうなって感じのやられっぷりだった。

お化けとかそういったものの姿は一切現れないんだけど、お婆さんが見えない力で捻じ伏せる映像がかなり怖かった。

そしてこの木箱が何なのかが一切分からないのも不気味で恐怖感がかなりあった。

妻と離婚したクライドは週末になると二人の娘を引っ越し先の新居につれ休日を過ごしていた。

ある日、3人はガレッジセールに通りかかりお皿を買おうと車から降りる。

そこで次女があの木箱を見つけて購入してしまう。

実はこのガレッジセールは木箱を壊そうとしていたお婆さんの家で行われていたガレッジセールだった。

エミリーが木箱を持って家の窓をのぞくと、お婆さんらしき女性が包帯をぐるぐるに巻かれてベッドに寝かされていた。

木箱を持ったエミリーを見つけた老女は箱を持って行ってはダメだと取り乱し、気がついた看護師にカーテンを閉められてしまう。

多分あの木箱には何かしらの力があってエミリーは選ばれてしまったんだろうなって感じだった。

てっきりお婆さんは死んでしまったのかと思っていたんだけど、全身包帯だらけとはいえ生きていた事にちょっとびっくり。

父親の家に木箱を持って帰ってきたエミリー。

箱を開け中に入っているものを取り出してしまう。

そこから次々とおかしなことが起こり始めてしまう。

大きな蛾が大量発生したり、エミリーの様子がおかしくなってしまったり。

次々と起こるエミリーの変化がとても怖い。

幽霊的なモノは全然写らないんだけど、鏡に映ったエミリーの眼が白目だったり、エミリーの体に何者かがいる様子。

喉の奥から指が出てきたり、皮膚の下で手が蠢いていたりかなり怖かった。

病院へ連れて行こうとした母親の彼氏は歯が全部抜けたし。

挙句の果てにはMRIで取った写真で体の中に顔が浮かんできたり。

エミリーが徐々に獣のようになって行く姿はかなり怖かった。

父親はこの木箱が「ディビュークの箱」で中に悪魔が入っていたことをつきとめ、エクソシストに悪魔祓いを依頼するけど断られてしまう。

エクソシストの一人であるザデックだけが協力してくれることになり、箱の中に封印されていた「アビズ」という子殺しの悪魔を再び封印することに。

病院の地下にある理学療法室で行う事になるんだけど、抵抗したエミリーは遺体安置所に逃げ込みクライドは自分に乗り移れと悪魔に詰め寄る。

最後、クライドに乗り移った悪魔がクライドの口から出てきて再び封印されるんだけど、最後の最後で悪魔の姿が映る。

この姿がかなり怖い。

映像が暗くなったり明るくなったりしている間にどんどん悪魔が近づいてくるんだけどかなり怖かった。

アビズを封印した箱はザデックが車で持ち帰るんだけど、その途中でトラックに突っ込まれてザデックは即死…。

箱は無傷のまま車外に放り出されて多分このまま新しい持ち主の手へ渡ってしまう感じで映画は終了する。

実際のディビュークの箱も現在所在不明らしい。

一家は幸せになれそうだけど後味の悪い終わり方だった。

親切心で悪魔払いをしてくれたザデックがめっちゃ可愛そう。

不憫と言えばエミリーの担任の先生も可哀そうだった。

エミリーが木箱を学校に持って行き、そのせいでクラスの子とトラブルを起こしたため箱を没収した先生。

そのせいで先生はディビュークの箱に呪い殺されてしまった。

いきなり室内で風が吹いたり、先生の目から血が流れたりめっちゃこのシーンも怖かった