映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【大洗にも星はふるなり】全員勘違い男の悲しいクリスマス

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大洗にも星はふるなり

 

【作品情報】

ジャンル:コメディ

監督:福田雄一

脚本:福田雄一

製作国:日本

上映時間:103分

製作年度:2009年

 

【あらすじ】


大洗にも星はふるなり【予告編】

 

茨城、大洗にある海の家でのクリスマス・イブ。ナルシスト男の杉本(山田孝之)、サメオタクの松山(山本裕典)らひと夏を海の家で働いた男たちが、マドンナ・江里子(戸田恵梨香)の手紙のもとに召集された。皆が皆「江里子の本命は自分」と言い張るが、偶然現れた弁護士の関口(安田顕)が彼らの本命説をことごとく論破していき……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

キャラクターの大爆発。

みんなキャラ濃すぎ。

この映画はたぶん合う人と合わない人にわかれると思う。
私は好き。めっちゃ面白かった。

こういうゆるくてぶっ飛んだ映画は大好物。

昔の福田雄一監督作品はどれも好き。

福田雄一監督の作品はたくさん見てるけどこの映画結構上位に入る。

茨城県大洗のビーチにある海の家“江の島”。
8月31日の海の家最終日にマスターとアルバイトたちがお疲れ様会を開いていた。

アルバイトは8人。うち2人は女の子で、一人は名前だけ出てくるだけでこの映画には一切出てこない。

この映画の登場人物たちは、

マスター…胃がチョイ悪おやじ

杉本…ヤバイ勘違いストーカー

松山…大学でサメの研究をしているサメマニア。

猫田…2人の女の子のうち不細工な方と付き合ってる。が、浮気命の男。

仁科…ハイテンションでバカ。良く言えばムードメーカー。

林…天然というか真性のバカ。聞き間違いが酷い。

関口…良い奴で突っ込みかと思いきや途中から壊れる弁護士。“江の島”のアルバイトではない。

江里子…マドンナ。いないところで江里子の争奪戦が行われる。

江里子はみんなの回想および妄想の中でしか出てこない。

海の家“江の島”の営業が終わって4カ月後の12月のクリスマスの日。

なぜか計画したわけじゃないのにバイトメンバーが次々と海の家に現れる。

実はマドンナ江里子から男性陣皆に“会いたい”という旨の書かれた手紙が贈られてきていたため男達はのこのこと海の家にやってきた。

実はこの海の家“江の島”は違法建築ですぐに撤去しないと訴えると弁護士の関口も現れる。

男達のあたふた具合が良い。

自分と江里子しか来てないと思い込んでいる男達が鉢合わせして、それぞれ皆を帰らせようとする感じ。

めちゃくちゃ笑えるってわけじゃないんだけど、この空気感が好き。

みんな同じ手紙をもらっているということで誰が一番江里子にふさわしいか、江里子の好きな男は誰なのかで争いが始まる。

皆妄想爆裂でひどい。

杉本はお酒の力で江里子を襲おうとしたのがバレる。

松山は一緒に水族館へ行ったけど、ただ魚に詳しいから一緒に行っただけだと言う事がわかる。

仁科は旅行へ一緒に行ったと言ってたけど、たまたま旅行先で会って写真を撮っただけ。

猫田は…特になし!

マスターも…特になし!

それぞれの妄想を言い当てたのがその場にいた弁護士関口。

めちゃくちゃ頭がよくて突っ込み役かと思ってたら皆の話を聞いて自分も江里子が好きだと言い出す。

関口の頭が一番ヤバイ気がする。

そして、最初はタキシード着てぴちっと小奇麗な格好をしていた杉本がだんだんと薄汚れて行く感じがぶっ飛んでて面白かった。

いきなりひげが生え始めてたし。

終盤で人の話を聞き間違える真性バカの林が出てきてからはなんか話がとっ散らかっていった感じが半端なかった。

林の妄想が痛すぎて観ていられなかったし。

なぜか林は脳腫瘍で余命いくばくもないという事になって、江里子に告白するのは林という事になるし。

前半が面白かったから後半の失速具合がちょっと残念だった。

そして最後まで女の子たちが出てこない。

猫田の彼女のヨシミが見たかった。

女版西田敏行らしい。

そしえ次の年の夏も男どもは皆マスターの海の家“江の島”でアルバイトをすることに。

猫田はヨシミと結婚したらしい。

江里子は全く関係のない男性と結婚。

松山はアメリカの大学でサメの研究。

今年アルバイトに来た女の子も一人はブスでもう一人は超可愛い子で男どもはテンションあがりまくりってとこで映画が終了。

林は脳腫瘍でも何でもなく超元気だった。

風邪かなんかで病院行った時に医者の“どうしよう”って一言が“脳腫瘍”って聞こえただけだった

ずっとグダグダしているだけの映画なんだけど、それが良い。

何にも考えないで頭からっぽにしたまま気楽に観られる映画だった。