映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【ミザリー】暴力で自分通りにさせる地雷女

f:id:wponkichi:20200826140059j:plain

ミザリー


 

【作品情報】

原題:MISERY

ジャンル:サスペンス

監督:ロブ・ライナー

原作:スティーヴン・キング

脚本:ウィリアム・ゴールドマン

音楽:マーク・シェイマン

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:108分

製作年度:1990年

 

【あらすじ】

雪山で事故に遭遇したベストセラー作家を助け出したNo.1ファン。身動きの取れない作家は彼女のロッジで看護を受けるが、次第に彼女の狂気が浮かび上がってくる。「恐怖のメロディ」に代表される、あぶないファン心理をついた作品の中では、主人公とファンの間に“作品”という媒体を通して、恐怖シーンを始めとしたストーリーを展開させてある所がポイント。(allcinema ONLINEより)

 

【感想】

めちゃくちゃ有名なサスペンス映画。

「映画好きって言ってるのにミザリーまだ観てないの?」ってよく映画好きの友達に言われてた。

最近ようやく観れた。

めちゃくちゃ面白かった。

もっと早く観ればよかった。

ミザリー」を観て改めて80年代&90年代の映画って面白い。

変にCGとか使ってなくて、映像美だけじゃなくてスト―リーで勝負する感じがすごく好き。

人気小説「ミザリー」シリーズの作者であるポールは「ミザリーシリーズ」の最終巻を書きあげエージェントと会うために雪山を車で移動していた。

雪がふぶいてきて前が見えず車が横転して事故ってしまったポール。

あのまま雪の中で事故したままだったら死んでたと思う。

ポールのファンでストーカーをしていたアニーが発見して助け出された事で重症を負ったけど一命を取り留め、そのまま雪が溶け道が開通するまでアニーの家で傷を治すことになった。

最初、アニーはただの「ミザリーシリーズ」のファンという感じ。

かいがいしくお世話して持っていた原稿を第一の読者として読みたいと言う彼女。

ちょっとぽっちゃりして若くないけど、どこか可愛いなって思った最初だけ。

ミザリーシリーズ」の最終話を読んで段々とおかしくなっていくアニー。

ラストの終わり方が気に喰わないと言って、大切な原稿を燃やせとポールを脅迫して燃やしてしまう。

このシーンのポールを思うとこっちまで悲しくなる。

時間をかけて書き上げた原稿を燃やされるなんて悔しいだろうなぁ。

ここからエスカレートしていくアニー。

ミザリーシリーズ」の最後が気にくわなかったから、元の原稿を燃やし新しく書き直せと強要して書かせたり。

ちょっとしたことでキレて怒鳴り散らしたり、暴力をふるったり。

豹変するアニーがかなり恐怖。

ちょっとした言動が引き金になるからめちゃくちゃ不気味だった。

でもこういう人ってたまにいるなって思う。

脱出する機会を狙っていたポール。

ミザリーが町に買い出しに行っている間に部屋から出て助けを呼ぼうと電話を探したが、線が繋がっていなくてかけられなかった。

一応包丁を持って自分の部屋に隠したし。

そして与えられていた睡眠薬だかの薬を飲んだふりをして、カプセルから薬だけ出して集めていたポール。

ミザリーと夕食をした時にその薬をワインに入れたけど、ミザリーがそのワインをこぼし計画は無駄に。

観ているこっちまでがっかりした。

ポールの表情が愕然としていてがっかり感が半端なかった。

アニーは実は今までに何人も人を殺していたサイコパスだった。

看護学校で自分より優秀だった学生を殺して自分が成績優秀者となったりとか、小児病棟の看護師長も多分殺して自分が看護師長になってたヤバイ女。

そして新生児の不審死も多発。

これら事件すべてをスクラップしているアニー。異常すぎ怖い。

ポールは事故死していないと思った保安官はアニーの家までたどり着きポールを見つけたのは良かったんだけどアニーに殺されてしまう。

そして、追いつめられたアニーはポールも殺して自分も死ぬって言いだすし。

ポールは「ミザリー」を書き終えたら一緒に死んでやると約束する。

保安官が個人的に好きだから撃たれて死ぬのにはかなりショックだった。

良いおじいちゃんだったのに。

ミザリー」の最終章をかなりアニー好みに仕上げたポール。

書き終えたら一緒に死ぬと約束して急ピッチで仕上げて行く。

ラストを書き終えて、ポールは原稿に火をつけてアニーをさらに追い詰める。

怪我をしながらもアニーと格闘して勝ったポールは肩を撃たれながらも生還する。

2回も自分の書いた原稿を失うポールに心から同情した。

ポールと格闘したアニーは結局死ぬんだけど、一生ポールの記憶に残り続け苦しめるっていう感じの終わり方に後味悪さMAXだった。