映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【トールマン】途中まで騙されたー“エスター”みたいな衝撃

f:id:wponkichi:20200826131626j:plain

トールマン

 

【作品情報】

原題:THE TALL MAN/THE SECRET

ジャンル:サスペンス

監督:パスカル・ロジェ

脚本:パスカル・ロジェ

音楽:トッド・ブライアントン

製作国:アメリカ合衆国/カナダ/フランス

上映時間:106分

製作年度:2012年

 

【あらすじ】

鉱山の閉鎖を機に、寂れていく一方の町コールド・ロック。ここでは子どもたちが姿を消す事件が連続で発生しており、その犯人と思われる全身黒ずくめの怪人トールマンの目撃情報も後を絶たなかった。町で暮らす看護師ジュリア(ジェシカ・ビール)は、何者かが自宅から子どもを連れ去ろうとする現場に出くわす。子どもを乗せて激走する車にしがみつくものの逃げられてしまった上に、傷だらけになってしまったジュリア。町の住民が集まる食堂へとたどり着くが、彼らの様子がいつもと違うことに気付く。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

本当騙された。

トールマンっていう怪物が子どもをさらい、母親が子どもを取り返しに行くと言うホラー映画を想像していたんだけど全く違かった。

エスター”とか“ネスト”とかに通じるような衝撃だったと思う。

途中まで不気味なトールマンが怖かったけど、観終わった後は社会派のドラマを観たような気分になった。

鉱山が閉鎖した町コールド・ロックでは子どもの行方不明事件が多発していた。

目撃者の証言などから謎の男“トールマン”の噂がささやかれるようになっていた。

コールド・ロックで診療所を営んでいるジュリアは町はずれの家に子どもと一緒に住んでいた。

ある日ジュリア・友人・子どものデヴィットの3人で夕飯を食べた後、ジュリアがうたた寝している間にデヴィットが何者かに連れ去られてしまう。

コールド・ロックは昔は鉱山で賑わっていたんだけど、閉鎖してからは街中に失業者があふれかえってしまって貧困家庭が多い街だった。

子どもは一定数産まれるんだけど、みんなお金がないから十分な教育とか受けられない感じ。

この街の環境がこの映画ですごく大事な部分になってた。

ジュリアはこの街で唯一常識を持ったお医者さんって感じ。

デヴィットと仲の良い親子でデヴィットの事をすごく可愛がっている感じだったし。

ジュリアがソファでうたた寝している間に、友人は襲われデヴィットが連れ去られてしまう。

物音で気がついたジュリアは追いかけて犯人と乱闘になるけど、車が横転してジュリアが車から這い出る間にデヴィットと犯人は姿をくらましてしまう。

ジュリアは刑事ドットに発見され、馴染みのお店に連れて行かれる。

着替えを用意してもらったジュリアなんだけど、街の人のただならぬ雰囲気に気がついて店から姿をくらましてしまう。

子どもの失踪事件に街の人たちが関係しているの?って感じるぐらい街の人の雰囲気が異様だった。

それでジュリアだけ、街の人たちに隠し事をされ騙されているって感じだった。

ジュリアは馴染みの店から姿をくらました後廃墟へ向かいそこでデヴィットを見つけるんだけど、廃墟で衝撃的な真実が判明する。

まさか、誘拐犯“トールマン”の正体がジュリア本人だった。

デヴィットを攫ったのは実はジュリアで家に侵入してきたのはデヴィットの本当の母親。

衝撃過ぎて一瞬理解が遅れた。

なんでデヴィットがジュリアに懐いていたかというと子どもだから洗脳されちゃったらしい。

最初は仲の良い親子だなぐらいしか思わなかったんだけど、終盤でそれがひっくり返された。

コールド・ロックで起こっていた行方不明事件も全てジュリアの仕業だった。

誘拐が失敗したジュリアは警察に捕まる。

でも、この事件の前から街の住人たちはジュリアが誘拐に関与しているんじゃ無いかと睨んでいた。

ジュリアは街の人から罵声を浴びせられ、友人と思っていた誘拐犯の一味の女は逃げられないと思い首をつって自殺。

ジュリアはデヴィット以外の子どもがどうなったのか口を割ろうとはせず、誘拐された子どもたちは皆死んだと言う事に。

真相は貧困家庭の子どもは成長しても負のループで幸せになれないと思ったジュリアは小さいうちに誘拐して洗脳し裕福な家庭へ子どもたちを提供していた。

子どもは新しい戸籍と名前を与えられ裕福な家庭で成長していくというね。

これはジュリアだけが行っている事ではなく組織的な犯罪っぽかった。

ジュリアの旦那は死んだと思っていたけど、この誘拐に加わっていたし。

街の人達が見た誘拐犯の男は実はジュリアの旦那だったという。