映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【ハウンター】閉じ込められた家から脱出できるか

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ハウンター

【作品情報】

原題:HAUNTER

ジャンル:ホラー

監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ

脚本:ブライアン・キング

音楽:アレックス・カスキン

製作国:カナダ/フランス

上映時間:97分

製作年度:2013年

 

【あらすじ】

ある朝、リサ(アビゲイル・ブレスリン)は、ふと自分が昨日と全く同じことをリピートしているという思いにとらわれる。トランシーバーから聞こえる弟のモーニングコールも、母が用意する食事の内容も、全てが昨日と同じことの繰り返しだった。彼女は、自分の16歳の誕生日の前の一日を何度も同じように過ごしていることを知り……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

自分が死んでその事に気が付いていない主人公が死んだ事を理解していくっていう映画は何作か見た事があるけど、これはちょっと違っていた。

死んだ事は分かっているんだけど、なぜか家に閉じ込められてしまった少女とその家族。

少女がなんとか真相を導き出して家族とともに家から脱出するというホラー。

最初は同じ事の繰り返しで、なかなか映画が進まないからつまらないかなって思っちゃったけど、ストーリーが動き出してからは結構面白い映画だったと思う。

誕生日の前日に目が覚めたリサ。でも、リサの表情は暗い。

原因は、リサはこの誕生日前日を何度も繰り返しているため。

家族は覚えていないから毎回同じ事を繰り返しても何の疑問も持たず、母親はリサに洗濯物を頼み、父親はガレージで車の修理。

お昼はマカロニチーズ、夕飯はミートローフ。

でも同じような毎日でも少し違う事が起こり始める。

煙草をやめた父親がいきなり煙草を吸い始めたり、かと思えば次の日には吸わなかったり。

洗濯をした後に洋服が数枚消えていてその事でリサが両親から叱られたり。

車の修理をしていた父親がいきなり激怒し始めたり、同じなようで同じでない日が増え始めてくる。

同じ日を繰り返す日々を打破するためリサはウィジャーボードを使ったり、家を調べることにする。

同じ日を繰り返すシーンは正直飽きてしまった。

でも、どうやってこの状況を変えて行くのかも気になっていった。

同じ日の繰り返しの中でも少しずつ違う事が起き、それがヒントになっているかもしれないというサスペンス感もありオチかと思っていたリサたち一家が死んでいるという事実も序盤で判明するからどう話を持っていくのか気になってしょうがなかった。

いろいろ調べて行くうちに何かが分かりそうになっていくリサ。

そんな時に見知らぬ男がリサの家にやってくる。

男は通じなくなった電話を治しに来た業者だと両親には言っていたけど、リサに対して

「これ以上余計なことに首を突っ込むのはやめろ」と忠告をしに来た謎の男だった。

これ以上首を突っ込むとどうなるかリサに分からせるため、両親と弟を失う恐怖を植え付けた謎の男。

リサは一人になる事を恐れて、これ以上調べる事をやめる事に。

男がしていたサングラスに移ったリサの姿が骸骨で、その事でリサが死んだと言う事に気がつく。

男がいったい何者なのか、なんでリサ一家が死んでしまい家に閉じ込められているのか謎が深まる一歩だった。

家の事を調べる事をやめたリサだったけど、ある時見知らぬ少女の声が部屋に響き気がつくとその少女と体が入れ替わっていたリサ。

少女の体に乗り移ったリサは自分たちが何十年も前死んでいる事、その前にもたくさんの少女が失踪しているということ、リサの前に住んでいた男が事件に関与している事などを知る。

男は生前何人もの少女を誘拐して自分の家に連れ込み殺害していた。

男が死んだ後にリサ一家が引っ越してきたんだけども、男の霊がリサの父親に乗り移り父親が一家心中をしたためリサたち一家は死んでしまったという。

死んだ後も殺人を続けるとか、男がサイコパス過ぎてめちゃくちゃ怖かった。

しかもこの男、子供のころに両親を殺しているサイコパス

少し「悪の教典」の蓮見に似ているようなサイコパス具合だった。

リサの次にこの家に越してきたオリビアとその家族。

リサ一家と同じように謎の男に命を狙われてしまった一家。

今回もリサたちと一緒で男が父親に乗り移り、オリビアの父親もリサの父親と同様車の修理をするようになり、短気になり家族に怒鳴り散らすようになってしまう。

危機感を感じたオリビアは以前この家に住んでいた人を調べ、リサとコンタクトを取るようになりリサに自分と家族を助けてくれるよう頼む。

最初はオリビアの方が幽霊でリサに何か接触しているのかと思っていたら、生きている人間が死んでいるリサに接触しようとしていると言う発想がとても面白かったし騙された感がめっちゃあった。

リサは自分の家族の記憶を撮っ理戻すことができ父も母も弟も無事に家から出る事ができた。

でもリサはオリビアを助けるために家に残り、オリビアと体を入れ替える事に。

目覚めると、父親に乗り移ったあの男がオリビア一家を一家心中に見せかけて殺す準備をしているところだった。

リサは縛られている手と足をほどき、男を襲い車のキーを奪い外へ。

そこで男を今まで犠牲になった少女たちと一緒に葬り去ることに成功する。

リビア一家も救う事が出来てリサもその家族も無事に家から出る事ができた。

男を倒してめでたしかと思っていたら、またリサが目覚めるシーンになるからまた同じ日を繰り返すのかと思ったら、誕生日を迎えて家族みんなからお祝いしてもらう事ができたリサ。

閉じ込められていた家からも出る事ができ男に殺されてしまった家族だったけど救いのあるラストで良かった。