映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【屍憶】冥婚を題材にしたジメっとしたホラー映画

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屍憶

 

【作品情報】

原題:THE BRIDE/屍憶

ジャンル:ホラー

監督:リンゴ・シエ

脚本:リンゴ・シエ

音楽:配島邦明

製作国:台湾/日本

上映時間:89分

製作年度:2015年

 

【感想】

日本でも有名な「リング」呪怨」「着信アリ」に通じるようなジメっとしたホラー映画でかなり私好みの映画だった。

雰囲気が暗くて湿っていてめちゃくちゃ怖い。

日本のホラー映画に似ているなと思ったら台湾と日本が制作した映画で、しかもプロデューサーが日本人だった。

映画のパッケージを観てみようと思った映画なんだけど、選んで正解だった。

良いホラー映画を観たと思う。

ハウは結婚を控えたTVプロデューサー。

最近手がけている番組では冥婚を取り上げている。

霊能力者にインタビューをしたり、冥婚の具体的な方法などを取材していると同時に結婚式の準備にも追われ忙しい毎日を過ごしていたハウ。

ハウは恋人と一緒に住んでいるんだけど、最近変ない夢を観るようになってきた…。

この夢がかなり怖い。

ある結婚式の夢で、婿は無理やり参加させられ花嫁は死んでいるようで、女性が両脇について支えているような状態。

おそらく冥婚をさせられている様子を夢で観ているハウ。

花嫁の顔を観ようとベールをめくろうとしたところでハウの目が覚める。

女子高生のインインは怖いもの…幽霊が見えるようになってしまい悩んでいた。

教室で友達と話しているそばで顔が半分爛れた犬を観た瞬間友達の犬が事故にあったと連絡があったり。

自宅に帰ろうとしたところ背後に霊の存在を感じたり。

一人で部屋にいた時に女性の霊の姿を見たり。

水泳の合宿に参加したインインは友人がプールで少女の霊に足を引っ張られているのを目撃し、さらに少女の霊に乗り移られてしまう。

プールの少女は彼氏に殺され土に埋められてしまったため、インインに自分の居場所を教えるために乗り移ったという。

実はインインの家は代々霊能力が強い家系だという。

母親は、インインに幽霊は何かを伝えたくて姿を現すのではと助言をする。

インインに何かを伝えたいのは良いんだけど、幽霊の姿が怖すぎる。

あれじゃあ逃げたくもなるよってぐらい皆恐ろしい姿&怖い動きだった。

ハウは、変な夢を観るようになったため霊能力者の女性に霊視をしてもらうことに。

ハウについている霊はハウの前世が関与している為、霊能者はハウに前世について調べる事を助言する。

調べて観ると、ハウにそっくりの男性が交通事故で死んでいる事がわかった。

ハウがその交通事故に遭った現場へ行くと前世の記憶が甦った。

ハウの前世の男性が道で赤い封筒を拾った事により冥婚をさせられてしまいそうになる。

花嫁は奇病にかかり顔面が崩壊し死んでしまい、未婚のまま死ぬと家族と一緒の墓に入れないため父親が冥婚をさせる事にした。

花嫁はもちろん死んでいるため、介添えの女性二人が花嫁の両脇を支え動かしていた。

ハウ(前世)は拒否するんだけど、男性二人に抑え込まれて身動きが取れない状態に…。

結婚式の儀式で二人の血を酒に混ぜて飲み交わすみたいなのがあったんだけど、死んだ相手しかも全く知らない相手の血を飲むなんて耐えられない…。

花嫁の顔がベールからみえるんだけど、これがまためちゃくちゃ怖い。

目が開いて、白目で眼球は上を向いていて本当に怖かった…。

ハウ(前世)はその場から逃げるんだけど、追われ道に飛び出したところで車に敷かれて死んでしまう。

何度もインインの部屋に現れた女性の霊が実はハウの婚約者イーハンで、今まで婚約者だと思って観ていた女性が実はハウにとり憑いていた冥婚をしようとしていた女性だった。

本物のイーハンはインインに自分の遺体を見つけて欲しくて何度も現れていた。

そして、インインはハウの友人と一緒にハウのもとへ向かい、ハウを助けることに成功する。

ハウは全て思い出し、ハウは女性の霊にとり憑かれイーハンの首を絞めて殺し、その後女性の霊をイーハンと思いこみ一緒に暮らしていたっていうね…。

何とも後味の悪い終わり方だった。

婚約者を殺し、自分も殺人犯になっちゃったわけだし…。

生まれ変わっても付いてくる霊とか理不尽過ぎ。

映画自体めちゃくちゃこわかったんだけど、冥婚っていう風習が台湾だけじゃなく色々な国、日本でもあるらしく、その事実にもちょっと怖くなった。

出てくる幽霊が全て怖すぎる。

プールに出てくる少女の霊の顔がかなり怖い。

あの怖い顔でにやにやしながら襲ってくるシーンはさすがに怖かった。

そして、イーハンの幽霊も。

出現の仕方が本当に怖い。

助けを求めている出方じゃなくて危害を加えそうな感じでかなりビビった。