映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【イニシエーション・ラブ】観終わった後に騙された感が半端ない

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イニシエーション・ラブ

 

【作品情報】

ジャンル:サスペンス

監督:堤幸彦

原作:乾くるみ

脚本:井上テテ

音楽:ガブリエル・ロベルト

製作国:日本

上映時間:110分

製作年度:2015年

 

【あらすじ】


映画「イニシエーション・ラブ」予告篇

 

バブル真っただ中の、1980年代後半の静岡。友人から合コンに誘われ、乗り気ではなかったが参加することにした大学生の鈴木(松田翔太)は、そこで歯科助手として働くマユ(前田敦子)と出会う。華やかな彼女にふさわしい男になろうと、髪型や服装に気を使って鈴木は自分を磨く。二人で過ごす毎日を送ってきた鈴木だったが、就職して東京本社への転勤が決まってしまう。週末に東京と静岡を往復する遠距離恋愛を続けるが、同じ職場の美弥子(木村文乃)と出会い、心がぐらつくようになる。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

「あなたは必ず騙される」というキャッチコピーでかなり有名になった映画だったけどなんだかんだで観てなかった。

観終わった後”騙された”感はかなりあった。

面白かったし観終わった後にやられた~とも思ったし、なるほどなぁとも思ったけど1回見たらもう良いかなぁ。

前田敦子松田翔太主演の映画なんだけど、序盤はまったく出てこなくてちょっと戸惑った。

でも松田翔太が最初に出てこない事で騙されたと言うか、勘違いしちゃったと言うか…。

合コンで出会った鈴木とマユ。

この時の鈴木は理系の大学生で見た目もダサくて人数合わせできた感じの冴えない男。

マユは歯科助手として働くかなり美人な女性。

鈴木なんて相手にしなさそうな感じなのに鈴木にアプローチをかけて行くマユ。

毎週金曜日にデートをするようになり、次第に二人は付き合うようになっていく。

鈴木はダサくてメガネをかけたぽっちゃりなのに、マユがアプローチをかける理由が良く分からなくて、絶対何か企んでるんだろうって思った。

鈴木は金ずるにされるのか何か利用されるのかなと思ってたけど少し違った。

マユと付き合うようになってマユから「おしゃれしたらかっこ良くなるよ」といわれておしゃれに目覚めていく鈴木。

メガネからコンタクトにし、服装も雑誌を観て研究。髪型も変えて、さらに車も購入する鈴木。

学生なのに金めっちゃ持ってんなって心配になるぐらいめちゃくちゃ金を使いまくってた。

車は軽で中古だからめちゃくちゃボロボロだったけど。

冬にレストランを予約して食事をする鈴木とマユ。お互いにプレゼントを交換する二人。

マユは鈴木に赤いスニーカーをプレゼントをし、このスニーカーを使って痩せる事をスズキはマユに誓う。

ちょくちょくこのデートで「ん?」って思うシーンがあるんだけど、伏線が後々結構重要な役割を果たしてくる。

デートでマユがいきなり鈴木の事をタッくんって呼び始めたり、具合が悪くてデートにこられなかったりとか一番最後に謎が解けた。

数カ月後、タッくんはマユからもらったスニーカーを履いてジョギングし痩せてかっこ良くなっていた。

ここで松田翔太が出てくる。

静岡の会社に就職していたんだけど、東京に2年間の期限付きで出向することになったタッくん。

毎週末車を飛ばして静岡に帰ってくるとマユに約束して東京へ行くことに。

この頃にはボロボロの車ではなく赤いかっこ良い車になっていた。

東京の本社へ行って配属された先でめちゃくちゃ美人な社員と出会う。

美人な社員美弥子は本社採用で鈴木と同期。

魔性の女って言葉がしっくりくる女性だった。

そしてかなり肉食系女子

興味ない男性にはそっけないけど、鈴木にたいしてアプローチがかなりヤバかった。

浮気でも良いから付き合ってみたいな。

結局マユからスズキを奪う美弥子。

最初は電話しあったり、週末に会ったりして仲良くやってたんだけど、タッくんは仕事の疲れや長距離の運転とかで静岡に帰るとのが鬱陶しくなっていく。というかマユが鬱陶しくなっていった感じ。

しかも、ガソリン代とか高速道路代とかで金銭的にも厳しくなっていくタッくん。

どんどんマユとタッくんの仲はどんどん険悪になっていって、そんな時マユが妊娠してしまう。

マユは中絶手術をすることにして、タッくんはマユともう一度やり直そうと決意するけど結局破局しちゃう二人。

この時のタッくんが最低だった。

マユを美弥子と呼び間違えて逆切れしてマユの部屋を破壊してマユに手を上げようとしてそのまま別れる感じ。

めちゃくちゃ最低だった。

映画を観ていると最初の鈴木がダイエットして痩せて、そのまま東京の本社へ行っちゃったのかと思いきや全然違った。

マユは鈴木(松田翔太)と付き合っていたんだけど東京へ行ってしまいその後、参加した合コンで鈴木(森田甘路)と出会い二股状態に。

鈴木(森田甘路)の呼び方を間違えないようにもう一人のスズキと同じタッくんというあだ名まで付けたマユ。

マユが一番ずぶといというかしたたかだった。

中絶手術をするから鈴木(森田甘路)とのデートに行けなくて、でもそんな事言えないから鈴木(森田甘路)には具合が悪いからいけないって言ったり。

中盤までは鈴木(松田翔太)に二股をかけられて捨てられた可哀そうな女って感じだったのに最後にはどっちもどっちだったっていうオチ。

見事に騙された。

鈴木(松田翔太)と鈴木(森田甘路)が同一人物だと思わせるような作りが本当に上手い。

若干の違和感がありながら、何か信じちゃった。

見た目も声も全く違うのに、なぜか二人が同一人物だと納得してしまった。

すごく観客を騙すのが上手な映画だと思った。