映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【11人いる!】小さい頃に読んでい漫画が映画になってた!

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11人いる!

【作品情報】

原題:They Were 11

ジャンル:アニメ

監督:出崎哲/富永恒雄

原作:萩尾望都

脚本:今泉俊昭/小出一巳

音楽:福田裕彦

製作国:日本

上映時間:91分

製作年度:1986年

 

【あらすじ】

遙か未来、惑星シベリーヌ出身の少年ダダは、3年に一度行われる宇宙最高峰の大学“コスモ・アカデミー”の入学試験に臨んでいた。最終試験は、10人の受験生たちがひとつのグループになり、漂流する宇宙船の中で53日間サバイバルを行うというもの。しかし、集まった受験生たちは11人いた!(allcinema ONLINEより)

 

【感想】

映画になっていたなんて全然知らなかった。最近できた映画じゃなくて自分が産まれる前に公開されていたんだけど、時代とか関係なくめちゃくちゃ面白かった。

漫画とはちょっとだけ設定が異なっていたり展開が違ったりしたけど、映画は映画ですごく良かった。

声優も違和感なかったし、フロルは可愛いし。

何度も読んでいた好きな漫画がこうして映像になって観られるのって凄くうれしい。

本当に面白かった。

名門校である宇宙大学の試験をパスしてきた10人が最終試験を受けるために古い宇宙船内で54日間共同生活をすることに。

試験官からは10人だと言われていたのに、実際に宇宙船に地到着するとそこには11人の受験者が。

受験者たちは互いに疑心暗鬼になりながらも試験をパスしようとハプニングに対処しながら共同生活をしていく。

11人の受験者

 タダトス・レーンン:テラ系のシベリース出身

 フロルベリチェリ・フロル:星系未所属の辺境惑星ヴェネ出身

 マヤ王バセスカ:サバ系アリトスカ・レ出身

 ソルダム四世(フォース)ドリカス:サバ系アリトスカ・ラ出身

 アマゾン・カーナイス:テラ系シュシュ出身

 チャコ・カカ:テラ系クエス出身

 ドルフ・タスタ:テラ系ペロマ出身

 ヴィドメニール・ヌーム:星系未所属の辺境星ヴィヌドー出身

 ガニガス・ガグトス:サバ系トレドレーガ出身

 グレン・グロフ:セグル系灰白色星出身

主人公がタダ。そしてヒロインがフロル。

フロルは雌雄未分化の完全体。

試験に合格すれば男性になることが許されるためこの試験を受けに来た受験生。

口は悪いけど、どこか女の子っぽくてすごい可愛かった。

SFのサスペンス映画なんだけど、少しラブロマンスも入りつつ女性も楽しめる映画だと思う。

グループのリーダー的存在となる王様。

漫画でも傲慢というか偉そうな感じはあったけどアニメの方が5割増しで嫌な奴になってた。

漫画だと良い所もあって憎めない人だったんだけど。

漫画では存在感があった受験生たちがあまり目立たなかったのは少し残念だけど、2時間で映像にまとめるためには仕方がないのかな…とは思う。

受験生たちは誰が11人目なのかお互いに疑っていたんだけど、タダが不可解な行動をするもんだから皆に疑われ始めてしまう。

初めて来たはずの宇宙船なのにスイッチの場所が分かったり、直感力だけじゃ説明のつかない行動を繰り返してしまったため特に王様とフォースに疑われてしまう。

船の修理をしている時に聞こえた声の通りに行動したら事故が起こりタダはガンガに怪我を負わせてしまう。

そんなこんなで受験生はタダを疑う者とかばう者と別れてしまう。

タダを拘束するか、しないかで意見が分かれたけど、何とか拘束されずに済んだタダ。

問題が起きながらも共同生活を続けて行く11人。

でも、さらなるトラブルが起こってしまう。

11人目が誰なのか分からないけど、一応順調に試験を行っていた11人だけどある日宇宙船が軌道を外れて恒星に近づいている事が判明する。

恒星に近づくにつれ船内温度が上昇していき、さらに船内温度が40度に達すると船内に生えていた電導ヅタに起因するデル赤斑病が発生する可能性がある事が判明する。

しかも、この病気はワクチンを打たないと殆どの人が死亡するという病気。

11人はこの状況を打破しようとするけど、暑さと11人目がこの状況を引き起こしているのではないかという疑心暗鬼からタダを殺そうとする状況になってしまう。

フロルやガンガたちが止めてくれた事で騒動は収まり、宇宙線も爆弾の爆風で元の軌道に乗る事ができトラブルは解決したかに見えたけど、フロルが病気に感染してしまい残りわずかの所で棄権することに…。

ここで落ち込んでいるフロルのもとへタダが行き、自分と結婚しようとまさかのプロポーズ。

ほぼほぼSF映画なんだけど、最後の方でラブストーリー的な展開になりニヤッとしてしまった。

試験後の話ももう一度読みたくて映画を観た後すぐに文庫版を購入して読んじゃった。

棄権したことで不合格になったと落ち込んでいた10人。

だけど、最終試験を受けていたグループの中で一番成績が良かったという事で試験合格となった10人。

そして、11人目というのが石頭のグレン・グロフ。

最初にタダが直感力で誰が嘘をついているか調べたんだけどタダの能力よりもグレンの能力の方が高かったため見破る事が出来なかった。

試験に受かったからフロルは男性になる事ができるんだけど、タダのために女子になることを決めたフロル。

口は悪いけど完璧に女の子の顔になっていてめちゃくちゃ可愛かった。

仲が悪いと言うかタダを11人目と疑っていた王様やフォースと和解して、それぞれの未来を歩み出す10人。

見ごたえあるアニメ映画だった。

やっぱり萩尾望都って凄いなって実感できる映画だった。