映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【死霊高校】演劇の舞台をぶち壊しに行こうと思ったら…

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死霊高校

【作品情報】

原題:THE GALLOWS

ジャンル:ホラー

監督:クリス・ロフィング/トラヴィス・クラフ

製作総指揮:デイヴ・ノイスタッター/ウォルター・ハマダ/クーパー・サミュエルソン

脚本:クリス・ロフィング/トラヴィス・クラフ

音楽:ザック・レモン

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:81分

製作年度:2015年

 

【あらすじ】


死霊高校(吹替版) (プレビュー)

 

1993年、高校演劇「絞首台」の上演中に主役の少年が惨事に見舞われる。20年後、同じ舞台で「絞首台」を再演することになった4人の高校生は、公演を中止させるため潜入した深夜の校舎で、かつての惨劇を報道した映像を見てしまう。その直後から出入り口が開かなくなり、さらには一人ずつ首つりの犠牲となり……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

めっちゃ面白かった。

POV方式の映画では私の中で上位に入るぐらい良かった。

でもやっぱり邦題の付け方はどうかと思う。

題名からB級臭がするって見なかった人もいそう。

原題の「THE GALLOWS」を訳すと“絞首台”になるんだけどこっちの単語を使った邦題にした方が良さそう。

インシディアス”のプロデューサーが制作に加わっていると言う事を知って手にとってみたんだけど、最近見たホラー映画の中では面白い映画だった。

1993年に高校で“絞首台”っていう演劇が行われてそこで絞首台で首を吊られる役の男子生徒のチャーリーが本当に首を吊られて死んでしまう事故が起きた。

そして20年後の2013年に同じ演目の劇が行われることに。

チャーリーの追悼の意も込めて上演されるのも20年前と同じ日付の10月28日。

主役で最後絞首刑になる役をリース・ハウザーという元アメフト部の男子生徒。

ヒロイン役は演劇部のファイファーという女子生徒。

この“絞首台”の再演はファイファーが強く希望したため行われることになった。

ちなみにハウザーはファイファーの事が気になっている様子…。

でもこのハウザーがめちゃくちゃ大根で演技がへったくそ。

棒読みだし、本番の前日だって言うのに出るところを間違えたりなんで演劇部の部員はハウザーを選んだのか…。顔か…?

あまりの下手さにハウザーの友達で記録係を頼まれたライアンは本番前夜にセットを壊して開演出来ないようにしてしまおうとハウザーに提案する。

最初は乗り気じゃなかったハウザーなんだけど、ライアンの口車に乗せられてセットを壊しに行く事に。

そして、なぜかライアンの彼女のキャシディも一緒に行く事に。

このライアンとキャシディはヤンチャというかタチの悪いカップルだった。

自分の周りにいたら絶対友達になりたくないタイプ。

自分たちはイケてる人間でちょっとダサめの人たちは見下している。

ボールをぶつけてけがさせたりバカにしたり、でも自分が反撃されるとガチでキレるうざい奴だった。

本番前夜にセットを壊しに行ったハウザー・ライアン・キャシディ。

鍵が壊れているドアから進入して、絞首台のロープを切ったり、木のセットを倒したり、小物を投げて割ったりやりたい放題。

セットを壊しているときになぜか現れるファイファー。

外にハウザーの車があったことに不審に思って着てみたとのこと。

セットを壊しにきたことがバレそうになって焦った3人だけど、ハウザーが適当なことを言ってその場は事なきを得た。

けど、先に建物から出ようとしたキャシディとライアンがドアが開かないと騒ぎ始め、いらいらし始めたキャシディが実はセットを壊しに来たとなぜか暴露。

でも壊したセットを見に行くと壊したはずのセットがきれいな状態になっていてパニックになる3人。そして、自分をからかっていると思ったファイファーはまた怒り始めもう修羅場。

また、ライアンとキャシディがむかつく。

てかなぜキャシディついてきたよ…。

ライアンについて来るなって言われたのについて来て、外に出られなくなったら「来なきゃ良かった、私を連れてきた責任どうとるの!」みたいな感じでライアンのせいにし始めるとか頭悪い馬鹿女でうざかった。

携帯が圏外だし、校内暗いしでとりあえず事務員室に言って外に電話をかけることにした4人。

そしたら事務室にあるTVがいきなり点いて、20年前のあの事件の映像が流れ始める。

その映像でまさかの事実が判明。

チャーリーは実は元々ハングマン(死刑執行人)の役で当日主役がバックレたから代役で主役をすることになり死んでしまった。

そして、元々の主役はハウザーの父親がやることになっていた。

TVがいきなり点いてビデオが入っていないのに映像が流れてから次々とおかしなことが起こりはじめる。

足音が聞こえ、キャシディが首を絞められ体が中に浮きキャシディの首に縄の痕が浮き出てきた。

その後、壁の通気口から脱出できるかもと考えたらライアンがはしごを上って通気口に触れようとした途端ライアンの体が吹っ飛び足が折れてしまう。

手当する道具をとりに2人が離れ、キャシディも扉の外に出て行ってしまったため、ライアンはその場に閉じ込められて何者かに首をつられて死んでしまう。

地味に映像の端っこで絞首台のロープがゆれていたり、頭上高くに首をつったような影が見えたりいたるところに恐怖をあおる演出が施されていて本当に怖かった。

大体POVって仲間割れが始まってだらだらその様子を見せられて退屈になって言っちゃうことが多いけど、この映画はテンポがあるし、間髪いれずに怖いシーンがあるし、緊迫感も半端ないしめちゃくちゃ面白かった。

ハウザーが外に脱出しようといろいろ試してみたんだけど、設置した机はいつの間にか消えてるし机においておいたケータイはなぜか鍵のかかったロッカーに入れられてるし。

ハウザーとファイファーがいろいろやっている最中に体育座りして泣いていたキャシディの首に縄がかかりつられキャシディも死んでしまう。

キャシディもいなくなってしまいハウザーとファイファーは火災警報器を鳴らして警察を呼ぼうと計画して鳴らすことができるんだけど、後ろから麻袋をかぶったハングマンに追いかけられてしまう。

天井桟敷に逃げた二人だけど、ダクトをくぐると20年前の劇の写真が置いてあり傍にライアンとキャシディの遺体が吊り下げられていた。

ここら辺マジで怖かった。けど、目が離せなかった。

舞台に下りると扉が開いていて、ハウザーは外に出られるんだけどファイファーは舞台のところで苦しみだしてしまう。

舞台に戻ったハウザーは狙いは自分だといい自ら絞首台へ向かい首をつられ死んでしまう。

ハウザーがファイファーを助けるために舞台に戻るとスポットライトが点き、二人は芝居のワンシーンをしてその後ハウザーは首をつられて死んでしまうんだけど、ファイファーが実は黒幕の一人だった。

ファイファーの母親ロスが20年前の”絞首台”のヒロイン役でチャーリーの恋人だった。
そして、ハウザーの父親がバックレなければ恋人が死ぬことはなかったと思ったロスはハウザーに復讐することを近いファイファーと一緒にハウザーとライアン、キャシディを殺したという。

ロスとファイファーの計画だけど、人ではない力も加わっていたのも事実。

ラストに二人の家に侵入した警官もハングマンの格好をした何者かに殺されてしまったし。

何者っていうかチャーリーの霊だと思うけど。

父親ではなく息子に復讐してその友達まで手にかけるってのが胸糞悪い。

面白い映画だったけど。