映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【フッテージ】ある事件を調べ巻き込まれていくノンフィクション作家

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フッテージ

【作品情報】

原題:SINISTER

ジャンル:ホラー

監督:スコット・デリクソン

製作総指揮:スコット・デリクソン/チャールズ・レイトン

脚本:スコット・デリクソン/C・ロバート・カーギル

音楽:クリストファー・ヤング

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:110分

製作年度:2012年

 

【あらすじ】


『フッテージ』予告編

 

作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、妻と子どもの一家4人で郊外の家に転居してくる。そこは一家が首をつるという残酷な事件の現場となった家で、エリソンは事件に関する新作を書くために越してきたのだった。その夜、エリソンは屋根裏部屋で映写機と8ミリフィルムを見つける。フィルムには楽しそうな家族が、一転して首をつられていく様子が記録されていた。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

フッテージ”というのは撮影済みの編集されていない素材としての映像の事らしい。

エリソンが殺人事件のあった家に家族と共に引っ越してそこで、事件に関係する“フッテージ”を発見してエリソン自身も不可解な出来事に巻き込まれていってしまう。

エリソンは過去に執筆した「流血のケンタッキー」という本がヒットしてたんだけど、それ以降は本を書いても売れず。

購入した家も売り、次のヒット作を書こうと過去に一家惨殺事件が起きた家に引っ越すことに。

何も知らされてない奥さんと子供たちが可哀そう。

人が殺されてしかも犯人がまだ捕まっていない事件のあった家に引っ越さなくちゃいけないなんて。

エリソンは過去の栄光が忘れられなくて執筆にすがりついている感じ。

子どもたちは前の家の方が良いと言い、妻は本を執筆するのではなく違う仕事に就くのも良いのではとエリソンにアドバイスする。

けどエリソンは住む事になった家で起きた事件について調査し本を書いて一発逆転を狙っていた。

エリソンはその家の屋根裏部屋で数本の8ミリフィルムを見つける。

中身を観るとある家族のビデオだけど、観て行くとその家族が殺される映像が映し出されていた。

この映像が結構精神的にきた。

一家4人が木に吊るされ首を吊って殺されてしまうシーンや椅子に縛り付けてそのままプールに落とし溺死させる映像、車の中に手足を縛った家族を乗せ火をつける映像、手足を縛った家族の首を切り殺害する映像などなど。

首を切られる映像はエリソンのメガネに映った映像が流れたり直接的な映像はあまりなかったんだけど、その分想像しちゃうから結構キツイ映像だった。

映像を確認していくと映像のどこかに不審なマークと人物が映っている事に気がつく。

それらを印刷してボードにはり調査をするエリソン。

副保安官にも調査を依頼し、宗教に詳しい大学の教授に話を聞いたりして真相に気がついていくけど、それと同時に家ではおかしなことも起きてくる。

息子は夜に発作を起こすようになり、娘は事件の絵を描くようになる。

そして家ではおかしな物音が聞こえ、エリソンの体に手が巻き付いているような映像も撮影されてしまう。

真相はどうも、邪神ブグールという子どもの魂を食べる悪魔を信仰している人物が関わっていると分かってきた。

ある日、今まで殺された子どもたちの姿を屋根裏部屋で見つけ、呆然としているとそこに邪神ブグールと思わしき人物がエリソンの目の前に現れる。

このままでは命が危ないと思ったエリソンは着の身着のまま、家族を連れて前の家に戻る事にする。

これがいけなかった。

とりあえずお化け屋敷から引っ越して小説を書くのもやめて安心した毎日を送ろうとするエリソン一家だけど、副保安官から何度も着信が。

でも事件と関わりを持ちたくないエリソンは電話をとろうとしない。

でも、引っ越した家で燃やしたはずのフッテージを見つけてまだ終わっていないと感じたエリソンは副保安官と電話をすることに。

エリソンが調べていた事件はある一定の法則があった。

前に事件のあった家に住み、再び別の家に引っ越した直後に起こるという共通点。

そのためエリソン一家もその連鎖に加わってしまった事に。

この事実を知ったけどもう遅い。

娘が入れてくれた珈琲に薬が入っていて意識を失ってしまうエリソン。

そして目覚めた時には妻と息子も手足を縛られ、娘が斧を持ってフィルムを回していた。

そしてエリソンは娘に殺され、娘はMrブギーにつれて行かれてしまう。

そしてフッテージには“お絵かき”が追加された。

めちゃくちゃ後味が悪かった。

ラストも直接的な映像は出てこないんだけど、家じゅうエリソンと妻・息子の血が飛び散り、首と手足を切断されてしまったのだろうと想像させる終わり方でめちゃくちゃ怖かった。

娘の後ろからMrブギーが出てくるのもめちゃくちゃ不気味だったし。

怖いけど面白い映画だった。