映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【9 〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜】人工知能に滅ぼされた未来の地球の話

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9〈ナイン〉~9番目の奇妙な人形~

【作品情報】

題名:9

ジャンル:アニメ

監督:シェーン・アッカー

脚本:パメラ・ペトラー

音楽:デボラ・ルーリー

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:80分

製作年度:2009年

 

【あらすじ】


映画『9 ナイン ~9番目の奇妙な人形~』予告編

 

古びた研究室の片隅で、背中に数字の9が描かれた奇妙な人形が目を覚ます。人形が外に出てみると街は廃虚と化しており、ぼう然とする彼の前に2の背番号を持つ人形が現れ、自分たちは仲間だと語り掛ける。しかし、突如現れた巨大な機械獣が2を連れ去ってしまい、ほかの番号を持つ人形たちと出会った9は2を救出しようとするが……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

荒廃し、人工知能に人間が滅ぼされた世界で科学者に生み出された9体の人形が人工知能の機械と戦うと言う近未来SFファンタジー

製作にティム・バートンが加わっているだけあってダークな世界観で、怖さもあり大人のためのファンタジーアニメって感じだった。

ある日、目が覚めた人形。この人形には“9”の文字が書かれていた。

喋る事ができなかったけど、同じような姿の人形と出会い声が出せるように調整してもらう事ができた。

“9”は他にも仲間がいる事を知り、その人形達と会う事に。

“1”が長老的な立ち位置で、人形達をまとめている感じだった。けど、保守的でビーストに連れて行かれた人形を見捨てるような奴だった。

自分を含め仲間を減らさないようにするために行っていた行動だけど、「うーん」って感じのキャラクターだった。

“9”が余計な事をして人工知能のザ・マシーンを目覚めさせてしまい人形達は命の危機に陥ってしまう。

“9”は手当たり次第興味を持った物に手を伸ばしてしまう厄介なやつだった。

結果、人間を滅ぼしたザ・マシーンを蘇らせて一人また一人と襲われて魂を抜かれてしまう事に。

最終的に、ザ・マシーンから魂は取り戻す事ができたんだけど。結局生き返らせる事は出来ずに襲われた人形たちは成仏してしまう。

そして残ったのは“9”と“3”と“4”と“7”。

荒廃した土地で仲間も半分になってしまった人形達。ザ・マシーンは倒したけど、仲間

も半分以下になってしまって絶望感あふれる終わり方だった。

科学者から生まれた9つの人形がそれぞれ個性的だった。

「1」は皆のリーダー的存在で保守的というか、仲間や自分の安全のためなら犠牲になった人形を見捨てる事も厭わない。

「2」は発明家で最後にできた“9”を見つけ声が出せるようにしてくれたが、一番最初にザ・マシーンに命を取られてしまう。

「3・4」は双子で見たものを記録し他の人形達に見せる事が出来る。

「5」は職人で“9”と供に行動しザ・マシーンに捕まった“2”を助けに行く。

「6」は芸術家でいつも同じ絵を描き、その絵が何故人形たちが生まれたかのヒントとなる。

「7」は女戦士。人形の中で唯一の女性で、一番俊敏でそして強い。

「8」は腕力自慢。人形の中で一番体が大きい。“1”の用心棒のような役割をしている。

「9」は主人公。勇気があるが、余計な行動のせいで他の人形達を危険にさらしてしまう。

“9”はめちゃくちゃ勇気があって行動力があるんだけど、余計な行動をした事でザ・マシーンが復活してしまい、仲間が次々とザ・マシーンにやられてしまう。

“1”は独裁的かなと思ったんだけど9が余計な行動したせいで次々と仲間がやられていくんで9が来ない方が平和だったなと少し思ってしまった。

けど9が来た事によってバラバラだった人形達が一つになったのも事実。

人間が人工知能を作ったせいで、機械に滅ぼされてしまった世界を描いているから子ども向けの映画ではないけど色々と考えさせられるアニメかなと思う。

アニメだけどアクションシーンが迫力あって面白かった。

ザ・マシーンが作った機械達もすごくて、猫のような姿をしたビーストや鳥のような機械が襲ってきて人形たちを連れ去ろうとするシーンはかなり迫力があった。

ラストは希望があるのかないのか分からない終わり方というのもリアルで良かったと思う。