【REC/レック3 ジェネシス】レックの続編ではない。全くの別物
【作品情報】
題名:[REC]3 GENESIS
ジャンル:ホラー
監督:パコ・プラサ
製作総指揮:フリオ・フェルナンデス/カルロス・フェルナンデス/アルベルト・マリーニ
脚本:ルイソ・ベルデホ/パコ・プラサ
音楽:ミケル・サラス
製作国:スペイン
上映時間:80分
製作年度:2012年
【あらすじ】
その日、コルド(ディエゴ・マルティン)とクララ(レティシア・ドレラ)はバルセロナの結婚式場で永遠の愛を誓い合う。新郎の従弟(アレックス・モネール)はビデオカメラを回し、参列者たちの姿を撮っていた。やがてカメラは一族きっての明るい性格の叔父ペペが、病院で犬にかまれたという、彼の右手に巻かれた包帯を映し出す。(シネマトゥデイより)
【感想】
【REC/レック】はどこ行った?と言いたくなるような内容。
【REC/レック】という題名と少しだけ設定を借りて好き放題めちゃくちゃに作った感じ。
この作品を作る上でGOサインを出した人間連れて来いと言いたくなるぐらい酷い映画だった。
最初はホラーなんだけど、コメディっぽくなるところがあるし、終盤から質の悪いスプラッター要素も入ってくるし全てにおいて中途半端。
しかも途中からPOVそっちのけで普通の映画になっていったし、本当何をしたかったのかマジで不明だった。
結果、この映画は観なくて良い。
【REC/レック】シリーズを見たかったらこの作品を飛ばして4作目を見ても問題ない。
設定としてはアパートが封鎖された人同日と言う事になっていた。
新郎コルドと新婦クララの結婚式が行われ、親族友人などが大勢集まっていた。
結婚式と言うだけにカメラを持っている参列者が多く、最初はこの撮影されている映像で話が進んでいく。
集まった親戚の中に前日、勤めている動物病院で犬にかまれてしまったと言うおじさんもいた。
おじさんをかんだ犬が封鎖されたアパートで飼われていた犬で謎の病原菌を保有していた犬だった。
結婚式が進む中、この犬にかまれた叔父さんが凶暴化し参列者に襲いかかり、感染者が増えて行く。
コルドやクララ、参列者たちはちりじりになりながら逃げまどう。
逃げる途中でコルドとクララは離れ離れになってしまい、二人はお互いを探すために教会内を探しまわる。
なぜかコルドは鎧と聖剣を着用して敷地内を走り回りコメディっぽい演出になり、クララはチェーンソーを手に入れていきなりクオリティの低いスプラッター映画に。
聖書を読むと感染者達の動きが止まると言う事が分かったんだけど、最後の最後で耳の遠い祖父さんにクララが噛まれて感染。
そして、クララとキスしたコルドは舌を噛みちぎられ二人は軍に射殺されて死亡という最低な終わり方だった。
後半に行くと撮影できる人がいなくなったため、普通の映画にシフトチェンジ。
一応シリーズモノの3作目だから意地でも観たけど、もう二度と観ない。
レックシリーズの3作目ってことじゃなければ途中で観るのをやめるレベル。
見た事を後悔するというか時間の無駄だったと思える作品だった。