【REC/レック2】前作の謎が明かされる
【作品情報】
題名:[REC]2
ジャンル:ホラー
監督:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ
脚本:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ
製作国:スペイン
上映時間:85分
製作年度:2009年
【あらすじ】
完全隔離された伝染病の発生源であるアパート。医師と警官隊がヘルメットにCCDカメラを装着し、感染の深層部であるアパートの最上階に向かう。しかし、次々に仲間たちが感染。閉鎖されたアパートの中で凶暴化した仲間におびえ、精神的に追い詰められながら、彼らはあるものを目にする。(シネマトゥデイより)
【感想】
前作に引き続き、舞台は閉鎖されたアパート。
今回は特殊部隊と特命を受けた医師がアパート内に潜入し目的の物を入手するというストーリー。
前作に沿った話になっているから面白かったけど、やっぱり1作目の方がクオリティ高かったし内容もしっかりしていて面白かった。
今回はちょっとチープな感じがする。
アパート内の住人たちが全滅した後、特殊部隊の4人と特命を受けたオーウェン医師がアパート内へ。
今回もPOV方式。
特殊部隊の頭部についたカメラから捕えた映像で映画が進んでいく。
特殊部隊と医師は最上階の5階目指して進んでいくが、次々と襲われていく隊員たち。
襲ってきた住人に向けて医師が祈ると静かになる。
その事に疑問に思った隊員が医師を問い詰めると、オーウェンは医師ではなく牧師だった。
そして、特命というのが悪魔にとり憑かれた少女の血液を回収することだった。
この血液は悪魔が感染しているため、解毒剤を作る原料になるという。
血液を発見して、本物かどうか確かめるために血液を十字架にかざして燃えるかどうか試して本物だとわかるんだけど、ここで血液全部燃やしちゃうという凡ミス…。
生き残った隊員たちは撤退を主張するけど血液を絶対手に入れるとオーウェン牧師は聞き入れず…。
しかも牧師の声認証じゃないと扉が開かない為無理やり撤退することもできず…。
そして、まさかの途中で隊員の頭部に付けていたカメラも故障。
POVのカメラがなくなっちゃったじゃんと思ったら、今度は外部から10代の若者がアパートに侵入。
しかもビデオカメラを持参して。
若者たちは生き残っていた特殊部隊のチーフと牧師と合流して5階へ向かっていく。
そこでも感染した住人たちに襲われて感染者が出てしまう。
そんな中1作目の主人公であるアンヘラと出会い、牧師たちは感染した少女から血を採血するために5階へ。
そこで、再び襲われていき生き残ったのがアンヘラのみとなってしまう…。が、アンヘラは実は1作目に出てきたガリガリの女性から口移しで悪魔のウイルス?が入った芋虫状の物を植え付けられていた…。
こうして、アンヘラは牧師の声真似をして外へ脱出してしまう。
一応、この感染症の原因が詳しく描かれていて、解決法も一応提示されていた。
ただ、なぜ若者3人を途中合流させたのか…。
別に特殊部隊と牧師だけで離し膨らませればよかったんじゃないかなって感じた。
いろいろ核心にせまる話だったけど、1作目の方が面白かった。
手持ちのカメラじゃなくて、特殊部隊の頭に付けているカメラの映像で映画が進んでいくのは面白いなって思った。
前作に比べるとびっくり感とか恐怖感が弱いかなと感じる映画だった。