【REC/レック】POV方式のホラー映画
【作品情報】
題名:[Rec]
ジャンル:ホラー
監督:ジャウマ・バラゲロ
製作総指揮:フリオ・フェルナンデス/カルロス・フェルナンデス
脚本:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ/ルイス・A・ベルデホ
製作国:スペイン
上映時間:85分
製作年度:2007年
【あらすじ】
レポーターのアンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)は、あるアパートに出動する消防団に同行取材を行う。現場にいたのは血まみれの老婆。老婆は警官にかみ付き、建物は外から封鎖されてしまう。救出に来た衛生士の口から、この建物で発生したと思われる人や動物を凶暴にする病原菌の存在を知らされ……。(シネマトゥデイより)
【感想】
全編通してPOV方式で進んでいくホラー映画。
結構話題になってリメイクもされたしかなり面白そうだなと思って借りて観た。
ウイルス系のゾンビ映画かなと思ったら終盤になるうちに宗教が関係してきたりといろいろと驚く事ばかりで面白かった。
密室になったアパートの中に閉じ込められた撮影クルーと住人、消防士たちが次々と感染してゾンビ化していく…。
老婆がいきなり襲ってきたり結構怖いホラー映画だった。
夜勤の消防士を密着していたTVクルーたち。
レポーターのアンヘラとカメラマンのパブロは緊急出動することになった消防士と一緒にあるアパートへ行くことになる。
アパートに着き悲鳴を上げている老婆のもとへ行くと、いきなり老婆がその場にいた警官に襲いかかり首に噛みついてしまった。
警官を救助して1階のロビーで救急車を待っている間に何故かアパートが封鎖されて外へ出られなくなってしまったアンヘラ達。
アンヘラは解放されるまで住人たちにインタビューをすることに。
インタビューをしていると重装備をした衛生検査員がアパートに入ってきて怪我をした警官を1階の縫製工場へ連れて行きなにやら検査をし始めた…が、作業を手伝っていた研修医のギレムが警官に噛まれ現場はパニックになってしまう…。
縫製工場から逃げた衛生検査員に何が起きているのか聞き出してみると、アパートの住人の飼い犬が動物病院で死んだあと生き返り他の犬たちに襲いかかった。
なにかのウイルスに感染している可能性があるため、飼い主のいるこのアパートを封鎖して検査をすることになったという…。
ウイルスについて分かった事は空気感染はせず、血液や唾液などで感染するということ。
説明を聞いた住人&アンヘラ達はアパート内を感染者から逃げ回るけど、一人また一人と襲われ感染して言ってしまう…。
最上階まで逃げたアンヘラとカメラマンは5階の空き部屋に逃げ込むがそこは異様な雰囲気のある部屋だった。
この5階の部屋では悪魔にとり憑かれた少女持つ病原菌を研究していた人物が住んでいた部屋で、全ての原因はこの部屋にあるようだった。
暗闇で部屋を詮索していたアンヘラとカメラマンだけど、カメラマンはガリガリの女に襲われ、最後にはアンヘラもどこかへ引きずられてしまった…。
カメラマンが撮影した映像でどんどん映画が進んでいくから臨場感がはんぱなかった。
感染者が襲ってくるシーンはかなり怖かったと思う。
病原菌もはっきりとした原因も分からず、対処法も解明されないままでアパート内の人たち全滅で終わる映画だけど、すごく面白かった
カメラマンが撮影している映像を観ている映画だから臨場感半端ない。
ゾンビ化した人が襲ってくるシーンとかめちゃくちゃ怖かったし、5階でガリガリの女性に襲われ引きずられて終わるのとか本当にビビった。
心臓に悪いなと思いつつ面白くて目が離せない映画だった。