映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【海月姫】漫画の世界観をそのままにした映画

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海月姫

【作品情報】

ジャンル:コメディ

監督:川村泰祐

原作:東村アキコ

脚本:大野敏哉/川村泰祐

音楽:前山田健一

製作国:日本

上映時間:126分

 

【あらすじ】


映画『海月姫』予告編


人生において男は不要だと考えるオタ女子集団「尼~ず」の面々が集まる、男子は立ち入り禁止のアパート天水館。そこに暮らすクラゲオタクの月海(能年玲奈)は、熱帯魚ショップでひと悶着(もんちゃく)あったところをファッショナブルな女性に助けてもらう。次の日の朝、ひょんなことから彼女が女装をしていた蔵之介(菅田将暉)という男性だとわかって驚がくする。それを機に、蔵之介は男性であることを秘密にし天水館に出入りする。月海たちと蔵之介が交流を深める中、天水館の取り壊しが決まってしまう。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

まだ連載されている漫画の映画化だから、どうやって終わらせるのか興味があって観るてみた。

漫画の実写化映画の中では成功してると思う。

雰囲気も可愛くて、キャストもピッタリだった。

やっぱり、蔵之介を女の子と勘違いするのは少し無理があるかなぁとは思ったけど全体的にクオリティが高い映画だった。

声とかで男とわかるけど菅田将暉の女装がかなり綺麗。線が細いから喋らなければ全然女の子に見える。

スカートのデザインかもしれないけどくびれがあるように見えたし、めっちゃスタイルが良かった。

天水館に住む6人のアマーズたち。うち一人は漫画家で姿を現さないけど。

主人公の月海

和物オタクの千絵子

三国志オタクのまやや

鉄道オタクのばんばさん

枯れ専のジジ様の5人がアマーズのメンバー。

オタクらしく恰好も個性的。

多分みんな30代前後だけど、仕事をしてなくて親の仕送りで生きている人たち。

たまーに漫画の手伝いをしてお小遣いを得ている。

この5人を観てるとなんだか色んな事がどうでもよくなる。

社会的にはダメな人間なんだけど、憎めないというか。

クラゲオタクの月海はペットショップでアマガサクラゲとミズクラゲが一緒の水槽に入っているのを発見する。このままではアマガサクラゲが死んでしまうため店員に訴えるがオタクゆえになかなか伝わらず…。

店から追い出されてしまった月海の前に今時女子が現れ月海とアマガサクラゲを助けてくれた。

アマガサクラゲのクララを天水館に連れ帰り今時女子も月海の部屋へ。

朝起きてみると今時な女子ではなく、女装をしていた男だったことが発覚する。

しかもこの女装男子、議員の二男だった。

漫画やアニメだと女装男子とか男装女子が出てきても性別がバレないっていうのが多いけど実写はそうはいかない。やっぱり声でバレる。

蔵之介の声はやっぱり男なんだけど、見た目だけじゃなくてしぐさも女性っぽくて全然アリだと思った。

天水地区が再開発の予定地になっていることから天水館も取り壊しの対象に。

天水館が気に入った蔵之介はアマーズたちに発破をかけて取り壊しを回避する作戦を立て始めた。

最初はフリーマーケットでガラクタ同然のものを売っていたんだけど、そこで月海の作ったクラゲのマスコットが爆売れ。

そして、蔵之介は月海のクラゲの絵からクラゲをモチーフにしたドレスを作りブランドを作って売り、その売り上げで天水館を購入するという計画を立てることにする。

ドレス作りに消極的だったアマーズたちだったけど、除々に協力していくように。

そんで天水館でブランド発表とファッションショーをすることに。

ドレスのモデルとして蔵之介の他にまややも参加することに。

まややいつもは前髪で顔を隠しているんだけど、モデルとしてステージに立った時はめっちゃかっこ良かった。

何とか目標の9着全て作り終わったアマーズたち。

だけど、天水館取り壊し決定の報告を受けやる気をなくしてしまう…。

蔵之介が大々的な宣伝をテレビで行った事で再びやる気を取り戻す。

そして、ファッションショー開催。

いつ準備したんだ…ってぐらいクオリティの高い会場になっている天水館。

ランウェイもちゃんとできてるし客席もちゃんとあり。

あの短時間でどうやってここまで準備したんだってぐらいおしゃれな会場になってた。

ドレスもクラゲがモチーフってわかりつつ全部可愛かった。

これは若い女の子たちが観たらテンションあがるだろうなーって感じだった。

ファッションショーのおかげで天水地区の住人が再開発反対し始めて、再開発の話は頓挫。

そして、天水館には大量のドレスの注文が舞い込むことに。

蔵之介はインドの縫製会社を探してきて本格的にアマーズと共にドレス作りをする感じに。

映画のラストもちゃんと漫画の流れに沿っていたと思う。

続きそうな終わり方だけど、一旦切りの良いところで終わっていたのも良かった。

原作も少し読んでたんだけど、一つ残念なのが総理大臣が出てこなかった点。

本編には全然関係ないんだけど、個人的に可愛いおじさんで是非実写で観たかった。

出てきたら出てきたで映画の邪魔になりそうだけど…

出てきたキャラクターはみんなイメージ通りだったし面白かった。