【作品情報】
題名:47 METERS DOWN
ジャンル:サスペンス
監督:ヨハネス・ロバーツ
製作総指揮:ウェイン・マーク・ゴッドフリー/ロバート・ジョーンズ/ウィル・クラーク/アンディ・メイソン/マイク・ルナゴール/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン/イアン・エイブラハムズ/サイモン・ルイス
脚本:ヨハネス・ロバーツ/アーネスト・リエラ
音楽:トムアンドアンディ
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:90分
製作年度:2017年
【あらすじ】
メキシコで休暇を楽しむ姉妹のリサ(マンディ・ムーア)とケイト(クレア・ホルト)は、「シャーク・ケージ・ダイビング」という方法で、海の中にあるおりの中から野生のサメを見ることにする。サメの迫力に興奮する中、突如ワイヤーが切れおりは水深47メートルの海底まで落下してしまう。無線は届かず、ボンベの酸素もそう長くはもたない極限状態で、姉妹はおりを囲む人食いザメにおびえながらも生還を目指す。(シネマトゥデイより)
【感想】
90分と短い映画だけど、次々にトラブルが起こり絶体絶命の状況が続くからあっという間に見られる映画だった。
最初はサメに襲われるパニック映画かなと思ってたんだけど、それだけじゃなくてボンベの空気の残量だとか潜水病、窒素の幻覚とかパニックに陥る要素がたくさんあって面白かった。
ただ、こういうパニック映画は本当に女性がヒステリックになるから少しだけだけどゲンナリしちゃう・・・。
今回は主人公が二人姉妹なんだけど、姉のパニック具合がちょっと過剰すぎてうるさかった。
メキシコへ旅行に来た美人姉妹のリサとケイト。
二人は地元の若い男性と仲良くなりサメを間近で見ることができるケージダイビングに誘われる。
サメを海の中から見ることに恐怖を感じたリサは拒絶するが妹のケイトに強引に押し切られる感じでダイビングをすることになってしまう。
ケージダイビング当日、やっぱり怖いからやりたくないというリサにここまで来たんだからとまたしてもケイトが半ば強引に船へ連れて行ってしまう。
船はなんだか古いしちゃんとした設備って感じではなさそう。設備や船員を見て再び不安になってしまうリサ。
姉があんなに怖がっているんだからやめてやれよって思うぐらいグイグイくるケイト・・・。
ケイトは友達になりたくないタイプ。ちょっとケイトの強引さにイラっとした。
最初に誘ってくれた男性二人がケージに入りサメウォッチング。
普通に楽しんで、次はリサとケイトの番。
ケージに入って海に入ると幻想的な風景にテンションの上がる二人。
サメが来ないから禁止されている撒き餌を船員がすると巨大なサメが近寄ってきた。
楽しんでいるとワイヤーが外れるような動きをしたためリサは再びパニックに陥り早く引き上げてくれと懇願する。
引き上げようとしたとたんウインチがはずれ姉妹はケージに入ったまま海底47mまで落ちていってしまう。
落ちた後のリサのパニック具合がすごい。
たぶん普通の人が落ちたらあんな感じになるのかなとは思うけど映画としてみるとやっぱりイラっとしちゃう。
その反面ケイトがかなり冷静でめちゃくちゃ頼りになった。
落ちた海底でケージが開かなかったり、ボンベの残量が少なくなりいつ息ができなくなるかと言う恐怖と耐えたり・・・。
ケージから出て船長と会話できる場所まで行きどうすれば良いか支持を受けその後サメに襲われたりとトラブルがひっきりなしに起きていく。
船員のハビエルがワイヤーを持って海底まで来てくれたんだけど、途中でサメに襲われてハビエルは死んでしまう。
一応ワイヤーを付けて引き上げることがっできたんだけどワイヤーが細すぎて途中で切れてまた海底へ真っ逆さま。
ボンベの残量がなくなる直前に船長が新しいボンベを海に落としてくれたんだけど、ボンベをとりに行ったケイトがサメに襲われ連れ去られてしまう。
リサはケージに足を挟まれていたのでボンベに手が届かず・・・。
なんとかボンベを付け替えて空気を確保することができたけど窒素による幻覚を引き起こしてしまい・・・。
一応湾岸警備隊に救助されたんだけど、たぶんケイトは助からなかったんだと思う。
ケイトがどうなったのか描かれていないけどたぶんリサしか助からなかっただろうなってラストだった。
ケージダイビングを始めてから最後までノンストップで何かしら起こっていくから目が離せず面白かった。
サメが急に襲ってきたりと結構怖いシーンがあるんだけど、底が見えない暗闇の中を泳がなくてはいけなくなったシーンが一番怖かった。
自分があの立場になったらすぐにパニックになって死ぬと思う。