映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【スポットライト 世紀のスクープ】事実を暴こうとする記者たちの実話

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スポットライト 世紀のスクープ

【作品情報】

題名:SPOTLIGHT

ジャンル:ドラマ

監督:トム・マッカーシー

製作総指揮:ジェフ・スコール/ジョナサン・キング/ピエール・オミディアー/マイケル・ベダーマン/バード・ドロス/ジョシュ・シンガー/トム・オーテンバーグ/ピーター・ローソン/サヴィエル・マーチャンド

脚本:ジョシュ・シンガー/トム・マッカーシー

音楽:ハワード・ショア

製作国:アメリカ合衆国

上映時間:128分

製作年度:2015年


【あらすじ】


映画『スポットライト 世紀のスクープ』予告編

 

2002年、ウォルター(マイケル・キートン)やマイク(マーク・ラファロ)たちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

実話を基にした重いテーマの映画なんだけど、すごく面白かった。

というか、こんな根深い問題が教会にあるなんてこの映画が公開されるまで全然知らなかった。

子どもたちの逃げ場所となっている所でこんなことが起きていることに驚いたし今でもたぶん解決はしてないという点で憤りを感じたけど、見てよかったと思える映画だった。

ボストングローブ社に新しい局長が就任。

新しい局長バロンは極秘捜査を行い特集記事を手がける「スポットライト」というチームにゲーガン事件について調べるように支持を出す。

ゲーガン事件というのはゲーガン神父が30年にもわたり子どもたちに性的虐待を行っていたという事件だった。

この事件を調べるためにスポットライトのチームは証拠開示を求めることにしたけど、この行為は教会を訴えることと同じだった。

当時子どもだった被害者たちは口を開きたがらない人も多かったし、スポットライトのメンバーたちは色々な人たちからこの件から手を引いた方が良いと言われたり・・・。

映画が進むにつれてどんどん根深い問題になって行き教会が根本から腐っていることにとてもびっくりした。

調べていくうちに性的虐待を行っていた神父が90人近くいると発覚したことにも驚いた。

フィクションでも胸糞悪い結果なのにこれが本当にあった事と言う点が本当に胸糞悪い・・・。

調べていくうちに幼児性愛者の神父が90人近く要ることを突き止め、問題を起こした神父は教区を移動させられたり病気療養と言う名目で療養所に入れられたりするだけで処罰を受けるわけでもなくのうのうと生きているという。

性的虐待をしていたという元神父に話しを聞きに言った時に悪気無く少し触っただけ、別に快楽を求めてやっているわけではないとか言う元神父に吐き気を感じるほど気持ち悪さを感じた。

この教会の性的虐待の真実を早く紙面に出して公開するべきだというメンバーともっと確実な証拠を集めて教会を訴えようというメンバーとで意見が分かれてしまったり。

9.11が起こり一時的に調査を中断しなければいけなくなったりと障害も出てきたけど一連の事件をクリスマス前にスクープとして発表することに。

スクープが発行されるとしポットライトの設置したホットラインには被害者からの電話がひっきりなしにかかってくるようになった。

数人のメンバーが色々なところを駆けずり回り情報をかき集めて一連の事件について調べていて、本当に草の根をかきわけるような調査だった。

虐待を行っていたであろう神父を調べる作業が一番きつそうだった。

何冊もの神父の情報が載っている本から一人ひとり該当者を探す作業。

血のにじむような調査をして、上の人たちから調査をやめろと圧力をかけられたり・・・。

葛藤を乗り越えて事実を発表しようとするスポットライトのメンバーが本当にすごかった。