映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【追憶】サスペンスだけど重厚なヒューマンドラマ

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追憶

 

【作品情報】

ジャンル:ドラマ

監督:降旗康男

脚本:青島武/瀧本智行

音楽:千住明

製作国:日本

上映時間:99分

製作年度:2017年

 

【あらすじ】

富山県警捜査一課の四方篤(岡田准一)は、漁港で旧友の川端悟(柄本佑)の刺殺体と対面する。容疑者として浮上した田所啓太(小栗旬)を含む三人は、幼少期に親に捨てられ、共に過ごした関係だった。会社と家族のために金策に奔走していた川端と、幸福な日々を送る田所。そして、妻とすれ違いの日々を送る四方。こうして四方と田所は再会を果たすものの、四方の問い掛けに田所は何も語ろうとせず……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

最初はもう凄い重々しい雰囲気の映画で、小学生3人がある男を刺し殺してしまうシーンから始まった。

始終こんな重々しい雰囲気なのかなって思って観てたけど、最後の方はなんか救われるようなラストでちょっと安心。

幼馴染が殺されてもう一人の幼馴染が犯人候補の一人っていう内容自体すごく重苦しいけど。

ある事件がきっかけで疎遠になった小学生3人。

篤は刑事として忙しく働き、悟は妻の父親のガラス会社を継ぎ、啓太は建築会社を興し働いていた。

悟の会社は倒産寸前で啓太に金銭援助を頼んでいた。

啓太は会社も軌道に乗り、妻も妊娠中で幸せ真っ只中。

篤は家庭を顧みず、妻が流産したことで妻との間に溝が…。そして、小さい頃散々自分を放置して来た母親との不仲で悩んでいた。

そんな中、ある日悟が何者かに刺されて殺害されその容疑者として啓太が浮かび上がってしまう…。

篤は悟、啓太との関係を隠したまま事件について調べ始め、そのことがきっかけで上司の刑事にこの時間の担当から外れるように言われるが単独で調べ始めてしまう。

小さい頃の事件ってのが、お世話になった食事処のお姉さんを脅していた男を殺してしまいそのせいで3人疎遠になってたのに、今度は悟が殺されてまた接点を持つようになった篤と啓太。

前半ものすごく重いんだけど、先が気になって引き込まれた。

悟が殺される前に会ったのが啓太という事に気がついた篤は啓太が犯人ではないかと疑い始める。

何度も啓太の元へ行き悟との間に何があったのか聞き出そうとする。

他の刑事たちも啓太をマークをしてるもんだから篤が個人プレーをしてることに気がつき篤も行動が問題視されてしまう。

結局啓太は悟にお金を貸しただけで犯人は無事に捕まったんだけど。

この事件を調べるうちに小学生の時の事件の後、啓太がどんなことをしていたのか助けてくれた食事処のお姉さんがどうなったのかが判明して行く。

啓太が1番背負い込んでたんだなぁって感じ。

お姉さんがどうしていたのか知ったのは偶然だけど、その後もいろいろ背負い込んで仕事も頑張って家族を持って…。

篤だけ蚊帳の外感があったけどもラストはなかなか感動的なラストだった。

基本的にサスペンス映画なんだけど、それ以上に人間ドラマが凄かった。

幸せ絶頂の啓太が犯人なのかとハラハラしたり、昔の事件が発覚しちゃうのか…?とか思ったりしたけど最後は凄く良い終わり方で安心した。