映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【イン・ザ・プール】医者の伊良部が1番ヤバイ

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イン・ザ・プール

 

【作品情報】

ジャンル:コメディ

監督:三木聡

原作:奥田英朗

脚本:三木聡

音楽:坂口修

製作国:日本

上映時間:101分

製作年度:2005年

 

【あらすじ】

中堅メーカーに勤務する営業マン・田口(オダギリジョー)は、ある日突然、継続性勃起症になってしまう。一方、ルポライター岩村市川実和子)は家のガスの元栓を閉めたかということから始まり、確認行為の慣習化による強迫神経症になる。そして田口と岩村は伊良部総合病院の精神科に通うはめになり……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

三木聡の映画って本当にわかりやすい。

雰囲気というか独特の間の取り方とか。

口コミとか見てると三木聡の映画って好き嫌いがかなり分かれるみたいだけど私は結構好き。

ドラマの時効警察も見たし熱海の捜査官とかも見てたし、似たような雰囲気で楽しめた。

精神科に受診する人たちを題材にしてて一歩間違えば笑いにはならないと思うけど、この映画は絶妙なバランスで笑いに変えてるなぁって感じた。

とにかく、精神科医の伊良部役の松尾スズキがいいキャラしてた。

ルポライター岩村はいろいろな事が心配になり、日常生活が次第に送れなくなってしまう。

外出してもガスは切ったかとかドライヤーのコンセントは抜いたか、アイロンのスイッチも切ったかとか全て気になってしまい、仕事を放り出して家に確認しに帰ってしまったり…。

おちおち外出も出来ないから仕事にならず、自分で調べた結果強迫神経症の可能性があるという事で良伊良部総合病院の精神科へ受診する。

伊良部とのゆる〜いやり取りで症状が改善したんだけど、クーラーの電源を消し忘れた事で症状が悪化してしまう。

岩村は伊良部との会話で昔、不法投棄の冷蔵庫に閉じ込めた西川くんを冷蔵庫から出してない事を思い出し冷蔵庫に西川くんが入っていないか確かめにいくことに。

そこで2人はまさかの遺体発見。

遺体はヤクザと繋がりのある人物で西川くんは無事に生きていた。

この事で岩村はもっと楽に生きていいんだと思えるようになった。

この強迫神経症ちょっとわかる。私も鍵ちゃんと閉めたかなとかガスの元栓締めたかとか結構な頻度で心配になる事が多いし。

でも、重い内容をあれだけ軽く映画にできるのってすごいと思う。

営業マンの田口はある日から勃起が収まらず、伊良部総合病院の泌尿器科へ受診する。そこで、心因性の可能性が高いという事で精神科の伊良部医師を紹介されて受診することに。

伊良部の元へ行くけど、治療という治療はせず。

ストレス発散させろーみたいなことを言われて、浮気して別れた妻に一言言いに行くと連れ出されたけど何も言うことができず退散する田口…。

さらに症状が治まっていないのに会社の上司と接待で温泉に行かなければいけないという絶体絶命の状況に…。

その後前に受診した泌尿器科から連絡があり治療法が見つかったと思い行ってみたら珍しい症例だからと動画を撮られ写真を撮られついにブチギレる田口。

泌尿器科で暴れまくった事でストレス発散して症状が治まった。

何事も我慢って良くない。

伊良部は特に何もしてないんだけど、田口の元妻の所は突撃したり一応田口にとって必要な事をしていたのかなぁと思ったり思わなかったり…。

仕事のできるサラリーマン大森は時間を見つけてはプールで泳ぐプール依存症。

自分では依存しているとは思っていないから特に病院などには受診しておらず…。

仕事が忙しくなりプライベートでもトラブルがあった為なかなかプールに行けず、プールへ行く時間を作れたと思ったら大会準備で泳ぐ事ができない大森はストレスが溜まっていってしまう。

愛人に性病を移されてしまいプールに行けず、仕事が成功したと思ったら妻が万引きして警察に呼び出され…。

ストレスMAXになった大森は夜中にガラスを割り不法侵入してプールに飛び込んでしまう。

こうして大森も伊良部総合病院の精神科の仲間入りすることになってしまう。

大森みたいな上司、夫は絶対嫌だなぁ…。

人の話を全く聞かないで自分の思い通りに事を運ぶようなヤツ。

しかも社内不倫してるし。

伊良部のクレイジーさがヤバイ。

一度捕まってもおかしくないと思う。

田口の元妻に何故か伊良部が暴言を吐き、不法投棄された冷蔵庫から遺体を見つけ、使用禁止のプールに入る。

なかなか非常識な人間だけど松尾スズキが演じてるからかクスッと笑える人物だった。