映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【湯を沸かすほどの熱い愛】おかあちゃんの愛が本当に熱い

f:id:wponkichi:20200624114419j:plain

湯を沸かすほどぼ熱い愛

【作品情報】

ジャンル:ドラマ

監督:中野量太

脚本:中野量太

音楽:渡邊崇

製作国:日本

上映時間:125分

製作年度:2016年

 

【あらすじ】


10/29(土)公開 『湯を沸かすほどの熱い愛』本予告篇

 

1年前、あるじの一浩(オダギリジョー)が家を出て行って以来銭湯・幸の湯は閉まったままだったが、双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)母娘は二人で頑張ってきた。だがある日、いつも元気な双葉がパート先で急に倒れ、精密検査の結果末期ガンを告知される。気丈な彼女は残された時間を使い、生きているうちにやるべきことを着実にやり遂げようとする。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

すごい良い映画だった。泣けた・・・。

かあちゃんの愛が深い。そして熱い。

バラバラだった家族がおかあちゃんを中心にしてつながって、家族じゃない人たちもおかあちゃんの周りに集まってくる。すごい人だった。

かあちゃん役の宮沢りえがすごかった。

余命宣告されて、緩和ケアの病院に入るんだけど弱っていってしまう姿が衝撃的だった。

最初はただ細いだけで生命力あふれているんだけど入院してから弱っていってしまう姿がリアルだった。

余命宣告を受けた双葉は蒸発した夫の一浩を探し出し、余命が後わずかと言うことを伝える。

一浩は双葉のもとにもどり、休業していた幸の湯を再開させる。

双葉には高校生の娘安澄がいて、一浩が連れてきた鮎子も加わり4人で暮らすことになった。

双葉は余命あとわずか、安澄は学校でいじめにあっており、鮎子は実の母親に捨てられてしまう・・・。

問題山積みの幸の湯だけど双葉が一つ一つ解決に向けて動く。

安澄がいじめられていると知った双葉だけど、学校だけは絶対に行けと安澄に発破をかける。

私的にはいじめられてつらいなら無理していく必要は無いと思うけど、双葉の安澄には強くなって欲しい逃げずに戦って欲しいという気持ちも理解できる・。

安澄は双葉とバトルしていじめと向き合う事ができた。たぶん双葉に育てられた安澄だからこそできたんだろうな。

鮎子は誕生日に迎えに来るという母親の言葉を信じて住んでいたアパートへ行くんだけど結局母親は迎えにきてはくれず・・・。

そんな鮎子に優しく接する双葉と安澄。鮎子は次第に双葉と安澄に心を許し始めて最終的には双葉のことをおかあちゃん、安澄をお姉ちゃんと呼ぶようになる。

お母ちゃんの芯の強さと愛情深さに何度も泣きそうになった。

双葉のもとに一浩が戻ってきて鮎子が戻ってきただけじゃなく、一浩を探し出した探偵とその娘も双葉を慕うようになり、双葉と安澄と鮎子と一緒に旅行に行った時に乗せたヒッチハイカーの拓海も双葉に喝を入れられまた会う約束をしたり、安澄の実の母とも和解して幸の湯に来るようになったり。

双葉の愛でいろんな人が救われたなぁって思った。

安澄の実母の君江は仕事が休みになったら幸の湯に頻繁に来るようになったし、拓海は幸の湯でアルバイトすることになり双葉は緩和ケアの病院に入院することになったけど、幸の湯の周りは賑やかになっていった。

双葉は病院で幸の湯には人が集まるようになっていくのが少し寂しいというか悲しくなったけど、双葉の為にみんなでピラミッドを作りにいった時にとか安澄が双葉に1人には絶対にしないよって話しかける場面とか凄く泣けた。

ラストが結構衝撃的だったけど、だから「湯を沸かすほどの熱い愛」なんだなーって納得した。

やるせないシーンもあったけど、家族の暖かさとか双葉の家族に対する愛情とかがダイレクトに伝わってくるいい映画だった。

双葉の周りに集まる人たちがみんな良い人に見えてくる。

夫の一浩は結構なクズだけど、なぜか憎めない男だった。

君江も生まれたばかりの安澄を置いて出て行ってしまったけど、その事を後悔していて双葉のおかげでまた安澄と関わる事ができるようになり…。

あと、一番好きなのが探偵とその娘のまゆちゃん。

この2人が凄く良いキャラだった。