映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【LION/ライオン ~25年目のただいま~】25年間迷子だった男性の実話

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LION/ライオン ~25年目のただいま~

 

【作品情報】

題名:LION

ジャンル:ドラマ

監督:ガース・デイヴィス

原作:サルー・ブライアリー

製作総指揮:アンドリュー・フレイザー/シュヘン・メカーティシアン/ダニエル・レヴィン/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン/デヴィット・C/グラッサー

脚本:ルーク・デイヴィス

音楽:ダスティン・オハロラン/ハウシュカ

製作国:オーストラリア

上映時間:119分

製作年度:2016年

 

【あらすじ】


『LION/ライオン ~25年目のただいま~』予告編

 

インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

25年前にインドで迷子になりその後オーストラリアに養子に出されたサルー。

5歳で迷子になったため住んでいた地域の名前もわからず母親の名前も分からず・・・。

オーストラリアで不自由の無い暮らしをしていたけど、自分の出自が気になり始めGoogle Earthを使って自分の出身地を調べ始める。

このフィクションみたいな内容の話が実話と言うことにびっくり。

映画用に少し脚色しているみたいだけどほぼ内容は合っているらしい。

映画の最後にサルー本人と実母、養母が出演していて実話なんだなぁと実感した。

兄が夜出稼ぎに行くことになり、5歳のサルーは家で留守番をするように言われるけど自分も手伝いたいと無理に兄と一緒に出稼ぎに行く。

けど夜なのでサルーは眠気に襲われて駅のベンチで眠ってしまう。

兄は眠ったサルーを連れて行くことができないためベンチに眠ったままのサルーにすぐ戻るから絶対に動くなと言い聞かせて仕事を探しに行ってしまう。

起きたサルーは兄を探すために駅をウロウロしているうちに停車している電車に入り込んでしまい、そのまま電車は発車。電車は停まることなく数日走り続けてサルーは見知らぬ土地へたどり着いてしまう。

そこで、保護されるけど母親も見つからずオーストラリアの夫婦のもとへ養子に出されることに。

養子として引き取ってくれたブライアリー夫妻がすごく良い人たちだった。

サルーを引き取った1年後にもう一人引き取って我が子同然に育てていて、とても愛情深い夫婦だった。

サルーは夫婦の愛情を素直に受け止めて優秀な若者になったけど、弟として引き取られたマントッシュはトラウマがあるのか、問題のある青年に育ってしまった。けどブライアリー夫妻は変わらない愛情を二人に注いでいてすごい人たちだなぁと感じた。

愛情たっぷりに育てられたサルーはオーストラリアの本土の大学でホテルの経営学を学ぶことになり一人暮らしをすることに。

そこで、インド人の友人の家でパーティがあり、昔インドで見た赤い揚げ菓子を見つけ自分が迷子になりオーストラリアへやってきたことを思い出してしまう。

そこからサルーは5歳の時の記憶を頼りに自分がかつて住んでいた場所がどこなのか調べるようになる。

調べるといっても広いインドに行くことができないから、Google Earthを使って見覚えのある場所を探していくという途方も無い方法…。

大学を卒業してホテルの支配人として働いていたサルーだけど、故郷探しをするという事で仕事も辞め次第に恋人との仲もこじれ別れることになってしまう…。

サルーは故郷探しをしているこたで養父母を裏切っている気がして言えずにいて、その事で養母のスーの体調が悪くなってしまったり。

でも、養父母はサルーの事を信じて大人になっても愛情深く見守っていてすごい人達だと思った。

何気なくGoogle Earthを見ていたら駅のベンチで寝ていた時に見ていた給水塔を見つけ、そこから路線を辿り故郷の村を見つけることができたサルー。

サルーは元恋人に故郷を見つけたことを報告すると、養父母にもちゃんと故郷を見つけたことを話すべきだと諭される。

そして、サルーは養父母に全てを打ち明ける決心をする。

打ち明けても、何にも変わらない養父母。むしろ、立派に育ったサルーを実母に見せないとって言った養母。

本当に懐が深い養父母だった。

サルーは故郷へ行き住んでいた家へ行くことができ、実母と妹に再開する事ができた。

残念なことにお兄さんはサルーが行方不明になった夜にサルーを探している最中に電車にはねられて亡くなっていた。

お兄さんが亡くなっていたこと、亡くなった理由を聞いて悲しかったけど、故郷に行く事ができ家族に再開できたことは本当に良かったなと思う。

なぜ題名が「LION」なのか最後までわからなかったんだけど、最後の一文で納得。
本当の意味を知って感動した。

故郷へ戻った後もサルーと養父母の関係は変わることなく、家族のままだったのもすごく良かったと思う。