映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【わたしは、ダニエル・ブレイク】役所に振り回された老人の人生

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わたしは、ダニエル・ブレイク

 

【作品情報】

題名:<em>I, DANIEL BLAKE</em>

ジャンル:ドラマ

監督:ケン・ローチ

脚本:ポール・ラヴァーティ

音楽:ジョージ・フェントン

製作国:イギリス/フランス/ベルギー

上映時間:100分

製作年度:2016年

 

【あらすじ】


わたしは、ダニエル・ブレイク(字幕版)

59歳のダニエル(デイヴ・ジョーンズ)は、イギリス・ニューカッスルで大工の仕事に就いていたが、心臓の病でドクターストップがかかる。失職した彼は国の援助の手続きを進めようとするが、あまりにもややこしい制度を前に途方に暮れる。そんな中、ダニエルは二人の子供を持つシングルマザーのケイティと出会う。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

鬱々とした映画だった…。

家族と一緒にレンタルショップに行くと大抵こういった社会派のドラマとかを選ぶんだよね。

自分が絶対的選ばないジャンルだから新鮮さがあるけど。

この映画はフィクション映画だけどある意味ノンフィクションだと思う。

世界にはこの映画の主人公や登場してくる人たちと同じような人たちが大勢いるんだろうなと思うとすごくやり切れない気持ちになる。

心臓の病気で仕事ができなくなった主人公。

役所で援助の手続きをしようとするけど制度がややこしすぎて申請ができない。

何度も役所へ行って手続きを試みるけど意味のない質問を繰り返しされてたらい回しにされ…。

お役所仕事の役人たちに本当にイライラさせられる…。

心臓の病気だって言ってるのに無意味な質問ばっかりして、ダニエルが切れると「決まりですので」の一言。

質問にまじめに答えないダニエルに反抗的な態度だと申請が降りないと脅しにかかる役人。

なんていうか、ワザと申請を下りないようにしている感じですごく腹が立った。

主人公と友達になるシングルマザーの女性も役所にひどい扱いを受けるし。

辛い現実でも少しは良い方向に向かうラストだと期待してたけどそんな事なかった。

夢も希望もないラストだったけど、こういった内容の映画も一度は見ておいた方がいいかなって思った。

娯楽映画ではないけどいろいろと考えさせられる映画だった。

感動して泣ける映画ではなく、やり切れなさ、世の中のひどさに泣ける映画だと思う。