映画の徒然日記

今まで見た映画の覚え書き

【THE WAVE ウェイヴ】1人の教師が独裁者になるまで

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THE WAVE ウェイヴ

 

 

【作品情報】

題名:DIE WELLE/THE WAVE

ジャンル:サスペンス

監督:デニス・ガンゼル

原作:モートン・ルー/ウィリアム・ロン・ジョーンズ

脚本:デニス・ガンゼル/ペーター・トアヴァルト

音楽:ハイコ・マイレ

製作国:ドイツ

上映時間:108分

製作年度:2008年

 

【あらすじ】

自由な雰囲気で生徒に慕われるベンガー(ユルゲン・フォーゲル)は、校長の要請で独裁制の授業を担当することに。あまりやる気のない生徒に、「発言するときは挙手して立つ」など独裁制の実験を取り入れようと提案。しかし、ベンガーの予想を超え、独裁制に魅了された生徒たちは、学校外でも過激な活動をするようになり……。(シネマトゥデイより)

 

【感想】

独裁制について勉強していたクラスで実際に指導者役を作り、独裁制の実験をはじめる。

すると、最初は戸惑っていた生徒たちが自主的に敬礼を考えたり制服を着るようになったりと徐々に過激化していってしまう。

実際に起こった事件を元にした映画なんだけどリアルで怖さがある映画だった。

独裁制ってのめり込むとヤバイなと思う。独裁制は結束力は高まるけど、それ以外の人たちを排除するという考え方がよくわかった。

独裁制について批判していた生徒たちがどんどんとのめり込んでいき、まるでナチスのようになって行く様子が恐ろしく感じた。

しかも、実習を始めて1週間しか経ってないのに、急速に独裁制クラスが結束して行く…。ホラー映画じゃないけど、こういう心理的なやつも結構怖かった。

ナチズムみたいな独裁的な活動ってこんなにはやく広まってしまう事に驚いた。映画の演出もあるかもしれないけど、実際に起きたアメリカの学校でも数日でこの活動が全校に広まったらしい。

ナチスに批判している生徒も率先してこの活動をしていて、こうやって歴史が繰り返されるんだなぁとちょっと考えさせられた。